
■オープニングから肌寒さを吹き飛ばす熱気
この公演では全32曲を披露。先月発売された3rdアルバム『Starkissed』からもタイトル曲「Can’t Stop」など6曲がパフォーマンスされた。
オープニング映像が終わると、メインステージ両サイドからメンバーたちが乗ったトロッコが登場。その瞬間少し肌寒かったベルーナドームは一気に熱気に包まれ、割れんばかりの歓声が響き渡った。一曲目のライブ定番曲でもある「LO$ER=LOVER」(Vはハートの記号)から5人の歌声とMOA(TOMORROW X TOGETHERのファンネーム)の掛け声も息ぴったり。きらきらした白いジャケットに身を包んだメンバーたちはそのままステージを駆け回り、MOAに手を振ったり、飛び跳ねたり。そんなメンバーとMOAの「会えて嬉しい!」という気持ちが溢れるオープングで幕を開けた。

「Danger」からは衣装を黒にチェンジ。炎が上がり、赤いレーザーや背景ビジョンが印象に残るステージの上で5人は一糸乱れぬパフォーマンスを披露。特にダンスブレイクの後の「Upside Down Kiss」ではタイトルにちなんだ唇をぬぐうような仕草でMOAたちを虜に。その後も「Growing Pain」「Frost」など激しいナンバーが続き、ダンススキルの高さを見せつけた。
一方歌声で魅せたのはHUENINGKAIの歌い出しから始まるバラード『ひとりの夜』。メンバーそれぞれがメインステージの階段に座り、切なく歌い上げる表情が背景ビジョンに映し出された。「0X1=LOVESONG (I Know I Love You)feat. 幾田りら[Japanese Ver.]」ではステージにスタンドマイクが出現、ダンスブロックとは一転、歌声の力で観客を楽曲の世界に引き込んだ。
■日本初披露のソロステージ
中盤は最初のMCタイムでメンバーが「日本では初めてお見せするステージ」と語ったソロステージが。


さわやかな衣装でかわいらしい振付を踊るSOOBINの「Sunday Driver」、椅子を使ったパフォーマンスや女性ダンサーと目を合わせるなどセクシーな世界観を披露したHUENINGKAIの「Dance with you」などそれぞれが個性的なステージを披露する中、11月7日にソロアルバムを発売したYEONJUNは2曲披露。

オールバックのヘアスタイルに短いマイクを手に持ち、ステージをモノクロにして歌い上げた「Ghost Girl」。ソロアルバムのタイトル曲でもある「Talk To You」では赤いジャケットを脱ぎ捨てた瞬間MOAから悲鳴が。テイストの異なる2曲で多彩な表現力を見せつけた。
ソロステージの振り返りトークではSOOBINがイントロを毎回変えていると明らかにし、本日取り出した布とネギが再登場。「今日は寒いから~」と再現を始めるとBEOMGYUが布をSOOBINの肩にかけバックハグ状態に。会場の嬉しい悲鳴が集まった。「次の名古屋は何かな?」との話題にメンバーからは「生のウナギかも」という声が。一足早いご当地トークも繰り出された。
■このままMOAを帰さないよ?
アンコールでは再びトロッコに乗って5人が登場。今回のツアーグッズでもある背中にメンバーの名前が書かれたユニフォーム&思い思いの小物を身に着けた姿で3曲を届けた。BEOMGYUが持っていた大きなくまの鞄をTAEHYUNがかなり長い間撫で続ける姿がビジョンに移されると、MOAからは笑いと歓声が起きる一幕も。そしてメンバーが退場、夢のような時間はついに終わりを……と思いきや歓声の鳴りやまない場内に反応し「このままMOAを帰さないよ?」の一言とともに5人が再登場!
「飛び上がる準備できてる?」というYEONJUNの掛け声とともに「Thursday’s Child Has Far To Go」など2曲を披露。「本当に幸せでした。次に会う時はもっとかっこいい姿でファンを幸せにします」というどこまでも謙虚なSOOBINの挨拶でステージは幕を閉じた。

本ツアーはここから愛知・バンテリンドーム、福岡・みずほPayPayドーム、京セラドーム大阪で開催予定。TOMORROW X TOGETHERの熱い冬は始まったばかりだ。

