母の時代からウエディングドレスに
3枚目の母・安喜子さんの写真になると、時代は戦後に移ります。精緻なレースが美しいウエディングドレス姿です。撮影されたのは1964年(昭和39年)で、この年は日本初のウエディングドレス専門店を桂由美さんがオープンした年でもあります。当時としてはかなり先進的だったのではないかと思われます。
4枚目は投稿者である山岸さん自身の花嫁姿。ここでようやく写真がカラーになります。撮影年は1993年(平成5年)。バブル景気の余韻が残るこの時代らしい華やかなシルエットです。1981年に結婚したダイアナ妃の影響で流行した大きなパフスリーブや長いトレーン(後ろ裾)などのデザインも印象的です。母・祖母・曽祖母から受け継がれる「家の歴史」と、時代ごとの美意識の移り変わりがこの投稿に凝縮されています。
「貴重なお写真に感動です」などの反響
投稿には「毎回すごいしか言えない」「花嫁衣装の変遷歴史ですね」「歴史が詰まったお写真」「貴重なお写真に感動です」といったコメントが寄せられています。100年以上の時を超えて写真が残っていることに驚く人も目立ちました。
山岸さんは、これまでも自身の祖先にまつわる投稿で注目を集めています。「ご先祖様に似ていると、よく言われます」と投稿した顔写真も大きな話題となりました。
画像引用:山岸美喜(@yamagishimadam)さん

