『粛清の夜〜PURGE NIGHT OF TORTURE〜』後楽園ホール(2025年11月19日)
△EVILvs高橋裕二郎△
EVILが裕二郎に「粛清」を宣言し、急きょH.O.T対決が実現。H.O.T分裂が懸念されたものの最後は一枚岩となった。
裕二郎と上谷沙弥の一騎打ちがノーコンテストに終わった試合後、EVILがディック東郷ともに登場。「おい、裕二郎。お前そんなヤツに勝てないなんてどういうことだ? このヤロー」と糾弾し、「今からお前を粛正してやる。レフェリー、ゴング鳴らせ!」と宣言。急きょEVILと裕二郎のH.O.T対決が行われることになった。
EVILがイスを手にすると、オーエンズがエプロンに上がって抗議。そのスキに裕二郎がEVILにローブローを見舞った。すると東郷が裕二郎に、オーエンズが東郷に、ファレがオーエンズに、DOUKI&SHOがファレに、SANADA&金丸がDOUKI&SHOに、とH.O.T同士による急所攻撃が連鎖する状況となった。
裕二郎もローブローで逆襲。ピンプジュースで突き刺したが、3カウントは奪えず。BIG JUICEを爆発させたが、2発目を食い止めたEVILがEVILを敢行して両者とも大の字に。10カウントが数えられても、ともに立ち上がれず。両者KOの裁定が下された。
痛み分けに終わったとはいえ、H.O.T興行でH.O.Tの分裂が懸念される状況となった。メンバー全員がリングに集まり、不穏な空気が漂ったものの、EVILが右手を挙げて葉巻ポーズを決めると、他のメンバー全員も呼応してハンドサインが成立。最後はH.O.Tが一枚岩となる大団円で『粛清の夜』は幕を閉じた。

