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【新日本】武知海青が新日本初参戦で屈辱も棚橋との遭遇を熱望

【新日本】武知海青が新日本初参戦で屈辱も棚橋との遭遇を熱望

『粛清の夜〜PURGE NIGHT OF TORTURE〜』後楽園ホール(2025年11月19日)
○DOUKI&SANADA&SHOvs上野勇希&武知海青&彰人×

 武知海青が新日本初参戦。屈辱の敗戦に終わったものの、棚橋弘至との遭遇を熱望した。

 武知はダンス&ボーカルグループ「THE RAMPAGE」の一員。昨年2月にDDTでプロレスデビューを果たした。今年6月にDDT所属となり、9月には上野&To-yとのトリオでKO-D6人タッグ王座を戴冠した。EVILから“粛清"の標的に定められ、上野&彰人とのトリオでSANADA&DOUKI&SHOと対戦することになった。

 武知はこれが新日本初参戦。試合前、SHOから「何がRAMPAGEや。お前らただの田舎もんの集まりやろうが。お前、HIROってヤツに伝えとけ。お前ら、そろいもそろって歌も踊りもしょぼいってよ。まだ俺たちの方ができるんじゃないか?」と罵倒されると、軽快な踊りを披露した。

 H.O.Tの奇襲で幕を開けたが、DDTトリオは3人連続エルボードロップ、トリプル低空ドロップキックで先手を取った。武知がDOUKIめがけてトペコンヒーロを発射。上野もSHOにコーナーからのケブラーダを放った。早くもどよめきを起こした武知はトップロープに駆け上がってのダイビングボディアタックも繰り出した。

 だが、DOUKIとSHOによって急所を鉄柱に激突させられて武知は劣勢に。H.O.Tによって武知、彰人、上野が次々にフェンスへの急所攻撃の餌食となってしまう。武知はSANADAの後頭部への低空ドロップキック、DOUKIの起き上がり小法師式逆水平、SHOの踏みつけ攻撃によって防戦一方。場外戦ではDOUKIの鉄パイプ攻撃も食らった。

 女性ファンの悲鳴が続く中、武知はエルボーを連発してDOUKIに立ち向かうと、打点の高いドロップキックを見舞って突破口。SANADAにタッチを阻まれてもダイブ式コルバタで吹き飛ばした。KO-D無差別&UNIVERSALシングル2冠王の上野はSANADA相手にブレーンバスター合戦を制し、SHOとの同士討ちを誘うとダブルニードロップを投下。SANADAの急所蹴りを食らっても、DOUKIをハーフネルソンスープレックスで投げ飛ばし、スタンドスタンドシャイニングウィザードもさく裂させた。

 彰人はDOUKIを相手に一進一退の読み合いを展開。DOUKIがイタリアンストレッチNo.32で捕らえても切り抜け、上野&武知が場外からのサンドイッチドロップキックで援護射撃。武知がフルネルソンバスターで叩きつけ、彰人がダブルニークラッシャーから足4の字固めで捕らえると、そこへ上野がフロッグスプラッシュを発射した。

 ここでSANADAがゴングを鳴らした。勝利と勘違いして喜ぶ彰人にSANADAがギターショットを狙ったが、武知がスワンダイブ式エルボーで食い止めた。彰人は足4の字固めを狙ったものの、DOUKIに蹴り上げられてレフェリーに激突。そのスキにSHOが鉄板で彰人、武知を次々に殴打し、SANADAは上野にギターショットをお見舞い。すかさずDOUKIがイタリアンストレッチNo.32で彰人を絞め上げてレフェリーストップ勝ちを決めた。

 試合後、武知はDOUKIとSHOに捕まり、SANADAのパイプカットの餌食に。新日本初参戦は屈辱で終わったものの、華麗な空中殺法を随所で披露して集まったファンを魅了。「念願のリングに上がれたっていうことは、僕自身も凄く嬉しかったです。ただやっぱり棚橋さんが、そして新日本プロレスを引っ張ってくださって、たくさんの愛がある選手だったり、たくさんの愛があるファンの皆さん、たくさんいるなとリングの中で凄く感じました」と振り返った武知は「新人ながら生意気なこと言うと、棚橋さんと一度でいいから触れ合いたかったな、同じ空気を吸いたかった」と希望。棚橋引退まで1ヵ月半残されており、「もしチャンスがあるなら新日本プロレスでもDDTでも、地方でも引退試合でも、どこでも大丈夫なんで、いつでもどこでも駆けつけます。お願いします!」と逸材との遭遇を見据えて訴えていた。

【試合後のDOUKI&SHO】

▼DOUKI「イケメンの兄ちゃん、まぁこんなもんだろう」

▼SHO「格が違うんじゃ、オラ!」

▼DOUKI「数試合した程度で俺たちの相手になると思ったか? まぁEVILが言った通り、顔が良くて、身体がカッコ良くて、スーパークールなムーブをしたからってよ、プロレスラーってそういうもんじゃねぇだろう、オイ。俺がよ、一番腹が立つのはこれを観てるてめえらだ。ちょっとカッコいい技、カッコいい技をやって顔がカッコいいからって言って俺たちの相手になるなんて本気で思ったか? なぁ、SHO?」

▼SHO「そういうことよ! 見ての通り、格が違うんじゃ、オイ! 武知、お前んとこのよ、上んところのよ、HIROってヤツにもちゃんと言っとけ! お前らんとこの集まりはよ、しょせんは田舎モンの集まりでよ、歌も踊りもクソしょぼいよ、オラ、オゥ! 盆踊りでもやっとけ、このクソッタレが、オラ!」

▼DOUKI「SHOが言った通りだな。俺たちの方がダンスももしかしたら上手いかもしれないな」

▼SHO「そうよ! 歌も踊りもこっちのが上じゃ! 格が違うんじゃ、オラ!」

▼DOUKI「まぁそういうこった。これを観ているしょっぱいファンの皆様、プロレスをナメるな。あともう一つ。昔の誰かが言った通り新日本、DDT、同列だと思うか? なぁ、SHO、これはつまりどういうことだ?」

▼SHO「そういうことじゃ! 格が違うんじゃ、オラ!」

▼DOUKI「同じ二冠チャンピオンかもしれねぇけど、上野、お前と俺たちは格が違うんだよ」

▼SHO「そういうことよ! 上野も彰人も一緒じゃ、田舎モンが、オラ! 格が違うんじゃ、オラ!」


【試合後の上野&彰人&武知】

▼彰人「ああ、ごめんよ。せっかく、せっかくこうやってユニット興行だけど新日本プロレスに上がれるチャンスがあったっていうのに、僕がCyberFight内で、プロレスのスキルは置いといて、偉い僕がやられてすいません」

▼上野「大丈夫です、大丈夫です。でも、そのかわり一つだけ、このHOUSE OF TORTUREに教えといたげましょう。チ●チ●殴るのも、ギターで人を殴るのも、それはやってはいけないことです。あんまりハッキリ言われないと思いますから、僕が初めて来ました、それだけ教えてあげましょう。それはやってはいけないことだ! HOUSE OF TORTURE! まぁでもね、僕はDOUKIさんとは実は10年前に浜松町で練習したことがありまして」

▼彰人「DDTの当時の道場で?」

▼上野「竹芝道場で。もう今は土地開発されて変わったところでしたが、久しぶりに会ったDOUKIさんはどうやら目の光が死んでしまって。まぁそんなDOUKIさんも素敵だとは思うんですけど、僕が新日本プロレスでときめいてるのはただ一人、ただ一人なんですよ。高橋ヒロム。ヒロムちゃんはいますか? この拷問の館には」

▼彰人「ヒロムちゃんはいません。カードに入っていなかったでしょう」

▼上野「残念です。でも、僕が新日本プロレスにまた来ることがあれば、ヒロムちゃんを探しに来ますんでね。今日もヒロムちゃんを探しに行ってきます」

▼彰人「行こう(※と言って上野と一緒に姿を消す)」

▼武知「(※一人コメントスペースに残って)初めて他団体の試合に出させてもらいましたけど、凄く刺激のある1日でした。僕の会社の社長であるHIROさん、実は新日本プロレスが大好きで、やっぱ念願のリングに上がれたっていうことは、僕自身も凄く嬉しかったです。ただやっぱり棚橋さんが、そして新日本プロレスを引っ張ってくださって、たくさんの愛がある選手だったり、たくさんの愛があるファンの皆さん、たくさんいるなとリングの中で凄く感じました。やっぱり新人ながら凄く生意気なことを言うと、棚橋さんと一度でもいいから触れ合いたかったなと、同じ空気を吸ってみたかったなっていうのは凄く心に残ってて。もしチャンスがあるなら、新日本プロレスでも、DDTでも、地方でも、引退試合でも、どこでも大丈夫なので、お話をくれればいつでもどこでも駆けつけます。お願いします!」

▼上野「(※彰人と一緒に再びコメントスペースに戻ってきて)いなかったわ、ヒロム。ヒロム、いなかったわ」

▼武知「いなかったですか」

▼上野「また来ような」

▼彰人「また絶対仕返しに来よう。また来よう」

▼武知「このままじゃ終われないっす」

▼上野「ごめんな。一人にさせてな。ヒロムいなかったから帰ろう、今日は。とりあえずな」

▼彰人「またリベンジしに来よう。新日本プロレスのリングに絶対リベンジに来よう」

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