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「徹子の部屋」で布施博とのドロ沼離婚を振り返った古村比呂の「最悪の箱根旅行」/壮絶!「芸能スキャンダル会見」秘史

「徹子の部屋」で布施博とのドロ沼離婚を振り返った古村比呂の「最悪の箱根旅行」/壮絶!「芸能スキャンダル会見」秘史

 突然のテレビでの告白に驚いた視聴者は、実に多かったことだろう。9月19日、古村比呂が「徹子の部屋」(テレビ朝日系)に出演すると、のっけから布施博との別居・離婚問題に触れ、
「突然の別居だったんですね。それから2年ぐらい、別居生活で。私の気持ちは決まってたんですけど、子供が多感な頃だったので、様子を見ながら言える時に言おうと思った」

 息子それぞれに、自身の口から離婚を伝えることに。すると、
「3人とも『ママが離婚したいって思ってたの、わかってたよ。でも、こっちからは聞いちゃいけないオーラが全開で、聞けなかったんだよ』って」

 そんな言葉に背中を押され、シングルマザーとしての道を歩むことを決断した古村だが、3人の子供たちは立派に成長。今年4月には初孫が誕生し、溺愛ぶりを語る彼女の表情は、まさに良き祖母そのものに見えた。

 古村と布施は1992年に結婚。半年後に長男、翌年には次男が誕生する。ところが3年後の1995年8月、布施と彼が主催する16歳下の劇団員との不倫疑惑を「FRIDAY」が報じた。

 8月17日夜、古村の直筆だという〈布施博の軽率な行動に対して、妻としての力不足を痛切に感じております〉との内容が書かれた「詫び状」を手に釈明記者会見に臨んだ布施は平身低頭、終始バツが悪そうに、こう答えたものである。

「不倫ではないです。だいたい、不倫するような根性はありませんよ。泊まったといっても、彼女の家に行く時は基本、複数ですし…。でも、僕が軽率でした。もう不倫と勘違いされるようなことは、いっさい慎みます」

 悪いことはできないものだ。実は騒動が表沙汰になる前日の8月16日、布施一家は2人の息子を連れ、箱根へ1泊2日の旅行に出かけたものの、布施が古村に写真誌から直撃を受けたと伝えたのが出発前夜という最悪のタイミングとあって、
「旅行中は子供たちの手間もあって普通にしていましたが、妻が怒っていたのはわかっていました。なにしろ、口をきいてくれませんから。ただ、僕としては、事実を話して分かってもらうしかなくて…」

 まさに針のむしろの家族旅行。だが、夫婦というのは不思議なものだ。騒動から2年後の1997年には、三男が誕生。夫婦仲は修復したかのように見えた。
 しかし一度できた溝が埋まることはなく、お互いの両親の介護問題を理由に、2006年から別居を始めた2人は離婚調停に入る。泥沼の離婚騒動を繰り広げた末の2009年4月、ようやく正式に離婚が成立したのである。

 つまり3人の息子たちは、その壮絶な夫婦間のやり取りを見てきたことになる。現在、三男と暮らす古村は、
「家の中では第一の同居人である、友であるという意識で。ダメな部分もさらけ出しますし、相談ごともします」

 そんな古村の言葉を聞いて「女は弱し、されど母は強し」という言葉がよぎったのである。

(山川敦司)

配信元: アサ芸プラス

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