恋活を始めてから数ヶ月経過すると、思ったような成果が得られないことで疲れを感じる方が多くいます。積極的に恋活しているのにうまくいかない状態で疲れてしまった時は、適切に対処しないと冷静な判断ができなくなり、うまくいかない悪循環に陥ってしまう可能性があります。
今回は、恋活に疲れを感じている方のために、恋活で疲れる原因や疲れを感じてしまいやすい方の特徴、疲れの解決方法をご紹介します。恋活をうまく進めていきたい方や、疲れて恋活を続けるのが嫌になってきている方は、ぜひ参考にしてみてください。
恋活に疲れてしまった時の症状は?
初めこそ恋活に意気込んでいたものの、続けている時間が長ければ長いほど疲れを感じてきてしまいます。
恋活疲れの症状として、代表的なものは以下の2つです。
・恋活への自信を失ってしまう
・本当の自分が分からなくなってしまう
恋活でうまくいかない状態が続いたり、相手に良く思われようと繕ってしまったりすることで起こる症状です。
やる気が出ず、落ち込んでしまう方や自分がダメな人間だと感じてしまう方も少なくありません。
恋活への自信を失ってしまう

恋活への自信を失ってしまうのは、「気になる相手といい雰囲気になっていたのにあまり連絡がこなくなった」「一緒にいても相手が楽しんでくれているのか分からない」など、マイナス思考に陥ってしまう時に起こりやすい症状です。特に恋活では自分と他の人を比較してしまう方が多くいます。
他の人はうまくいっているのに、自分はうまくいかないのではないかといった不安から、自信を失って悩みを抱え込んでしまうのです。恋活は、婚活と比べて結婚を視野に入れていない人も多いので、真剣度が低い人もいます。
本来、恋愛は一つひとつの小さな幸せを見つけながら進めていくものです。恋活を進めていく中で幸せを感じられず、何事もマイナスに考えてしまう方は、疲れを感じている可能性が高いでしょう。
本当の自分が分からなくなる
中には、相手に好かれようと合わせ過ぎて自分らしさを失ってしまう方もいます。気になる相手がいれば、好かれるために努力しようとするのは当然です。
しかし、髪型やメイク、服装などに気を使うようになるだけでなく、性格や行動まで相手に合わせようと無理をしてしまう方も少なくありません。相手に好かれるために無理に相手に合わせていると、繕った自分ばかりで何が本当の自分なのかが分からなくなってしまうのです。
好きな人のために自分磨きができるのは素敵なことですが、それをずっと続けて自分を演じるのは心身ともに疲れてしまいます。恋活を続けるうちに疲れを感じてきていると思う方は、自分を飾り過ぎていないか振り返ってみましょう。
恋活に疲れてしまう主な原因は?
恋活に疲れてしまう原因は様々なものがありますが、代表的なものは以下の原因です。
・理想と現実のギャップ
・何度もお断りされる
・メッセージのやり取りが負担
・マッチングアプリ特有のストレス
恋活疲れは、なかなか理想の相手に出会えなかったり、断られることが重なったりすることで起こりやすいです。
一度恋活を始めると、たった1人の相手とのやり取りではなく、複数の異性とのやり取りをする必要があり、常に気を張って休む時間がないと感じる方もいます。
理想の相手と出会えない現実
理想の相手に出会えない現実に悩む方は非常に多いです。特に理想の高い条件を設定している方は、プロフィールと実際の人物像にギャップを感じてしまう可能性が高いでしょう。年収や学歴、容姿など理想の条件が高すぎる人は、相手に選ばれるよりも選ぶ努力に偏っているため、理想と現実のギャップによるストレスを感じやすいのです。
例えば、年収800万円以上の土日祝日休みで、清潔感があり太っていない人という理想の女権があったとします。一見するとよくある希望ですが、この条件に該当する人は極わずかです。条件が高すぎると競争率が高くなるため、自分で気が付かないうちに出会いを遠ざけてしまいます。条件を設定するのは大切なことではありますが、人柄や相性を見極める前に理想を高く設定してしまうと、柔軟な出会いができません。
マッチングアプリに登録している人は、男女ともにたくさんいます。それでも理想の相手に出会えないと思っている方は、条件が高すぎる可能性があります。
お断りされる経験の積み重ね

どんなに積極的にアプローチをしている方でも、相手からお断りされることが何度も重なれば疲れを感じてしまう可能性が高いです。勇気を出してメッセージや申し込みをしても、選んでもらえなければ誰でも悲しくショックを受けてしまうでしょう。お断りの経験が積み重なると、「自分には魅力がない」「断られてばかりでもう嫌」「頑張っているのに」と自分を全否定された気分になり、落ち込んでますますマイナス思考に陥ってしまいます。
ネガティブな思考は、自己肯定感を低下させます。自信を失い、積極的に行動できなくなれば、せっかくの出会いのチャンスも逃してしまうかもしれません。恋活ではうまくいかないことが続く場合もあります。
しかし、だからと言って否定的な感情や考え方ばかりに捉われていると、疲れを感じてしまいます。恋愛は相性の良さが大きく関係するので、縁がなかったと気持ちを切り替えることも大切です。
メッセージのやり取りが負担になる
SNSやマッチングアプリを活用して恋活していると、マッチング成立から恋人ができるまでメッセージのやり取りを続けることになります。相手にもよりますが、会えるまでメッセージを続けることになるので、こまめに連絡を取るのが負担に感じる方もいるでしょう。メッセージのやり取りは相手の人柄を知るために必要なものであり、一つひとつ丁寧に作成して送る方がほとんどです。
しかし、初対面となる異性とのやり取りは非常に気を遣うものであり、ストレスや疲れを感じやすいです。最初はメッセージのやり取りが苦にならなかったとしても、恋人がなかなかできない状態が続くと、会えるまで何度もメッセージのやり取りを繰り返すことになり、負担を感じて疲れてしまう可能性があります。
特に、相性が合わない相手とのやり取りはどんな内容を送ればいいのかも悩んでしまい、メッセージを送る前から苦痛に感じてしまうかもしれません。また、複数の異性と同時に連絡を取っている場合も、精神的に負担になって恋活に疲れてしまうでしょう。
マッチングアプリ特有のストレス

マッチングアプリは、出会いの手段としては効率が良いと言われています。しかし、理想の相手と出会って付き合うために長期戦で努力している方も多いです。長くメッセージのやり取りをしていても結局会えなかったり、会ってもプロフィールと実際に会った際のギャップを感じたりして相手とうまくいかなければ、その時間が無駄になってしまったと感じる方も多いでしょう。
うまくいかなかった相手とのメッセージに費やした時間は「恋活ロストタイム」と呼ばれており、マッチングアプリ特有のストレスのひとつです。マッチングアプリは多くの男女が登録しているので、複数の異性と同時にやり取りする方がほとんどです。
しかし、関わる人が多ければ多いほど恋活ロストタイムは長くなってしまいがちで、結果的に恋活自体に疲れてしまう傾向にあります。また、マッチングアプリは女性よりも男性の割合が多いと言われています。そのため、女性よりも男性の方が長く恋活を続ける傾向にあり、なかなか恋人が見つからずに恋活に疲れてしまうケースが多いです。
