セカンドショットは「乗せる」から「近づける」へ

パー4のセカンドショットやパー5のサードショットでは、グリーンに乗せてパーオンするのが目標ですが、これはプロや上級者にとっての”当たり前”です。初心者は「今よりグリーンに近づける」などのように、気楽に考えることでショットの成功率を高めるのも立派なコースマネージメントになります。
アプローチやパターもレベルに応じて変換する

アプローチやバンカーショットなどのショートゲームも同じように考えてみましょう。アプローチの最優先は「ピンに寄せる」ではなく「グリーンに乗せる」。バンカー越えのアプローチであれば「バンカーを越える」だけ。バンカーショットなら「出ればOK」など、目標とする最低ラインをやさしく変換。50ヤードくらいのウェッジショットもピンばかり見ていると思いますが、グリーンの真ん中ねらい、持ち球がドローならピンが左サイドでもグリーン右サイドを狙う。3メートルのパッティングも「決めたい」から「寄せる」に変換してから、確率の高いパッティングを心がける。20ヤードあるロングパットなら、「絶対2パット」ではなく「2メートル以内に寄せて入れば2パット」くらいに。実力が上がってきたら、目標を高く再設定していけばいいと思います。
