現地9月21日、ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平をめぐり、二刀流選手としてのポストシーズン出場に対してライバル球団から不満の声が上がっていると、米スポーツメディア『ClutchPoints』が報じた。
この記事のなかで、米紙『USA Today』のボブ・ナイチンゲール記者のコメントが引用されている。同記者によると、大谷が二刀流選手であるため、ドジャースは他球団より投手をひとり多くロースターに登録できるという。この「特別出場規定(2020年にMLBが二刀流選手の起用を促進するために設けた特別ルール)」をめぐり、複数の球団から不満が出ていると伝えられた。
もっとも、起用には制約もある。ナイチンゲール記者は「もし大谷がDH(指名打者)として試合に出場し、試合の途中でリリーフ登板した場合、登板終了と同時にDHの権利を失う」と説明。そのうえで「大谷がポストシーズンで果たす役割はDHと先発投手に限られる可能性が高い」と見解を示した。
リリーフ登板後に試合に残すため外野での起用案も一部で取り沙汰される。しかし、大谷がMLBで外野守備についたのはロサンゼルス・エンジェルス時代の21年シーズンのみで、ライト6試合、レフト1試合にとどまる。実戦から4年が経過しており、現実的ではないだろう。
同記者も「外野やリリーフなどの“変則的な起用”はリスクが大きく、実際には想定しづらい」と強調しているが、そうした可能性もまたゼロではない。ドジャースがワールドシリーズ連覇を狙ううえで、大谷の起用法が鍵を握ることになるかもしれない。
構成●THE DIGEST編集部
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