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高須院長、支援金集めた女子医学生の“その後”を知って怒り 「後世に悪い前例を作ります」

高須院長、支援金集めた女子医学生の“その後”を知って怒り 「後世に悪い前例を作ります」

高須克弥Photo:Sirabee編集部

医師で高須クリニック院長の高須克弥氏が19日、自身のXを更新。

クラウドファウンディングで心臓外科医を目指していた医学生がその後、美容外科医になったことに言及し「あなたのような行為を放置すれば後世に悪い前例を作ります」と警告した。

【話題の投稿】高須院長が指摘した今回の事例

■集めた資金の用途に焦点

「純情な支援者に詫びてクラウドファンディングで得たお金を返金しなさい」とコメントを添え、とある女性美容外科医を糾弾した高須氏。

引用ポスト元には、女性美容外科医が医学生時代、「アメリカで心臓血管外科学の研究をしたい」として支援金を集めていたスクリーンショットが貼られており、そこには複数の一般ユーザーから約58万円の支援金が集まっていたことが記されている。

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■「後世に悪い前例を作ります」

その後どんな経緯があって心臓外科医を断念したかは不明だが、件の女性医師は大阪にある美容外科クリニックの院長に就任しているもよう。

「本当に心臓外科医を目指していたのなら、世界初の心臓移植を試みられた本物の一流心臓外科医だったクリスチャンバーナード先生すら、晩年は美容医療に参入し、詐欺師扱いされていたのをご存知のはずです」と高須氏は指摘。

「あなたのような行為を放置すれば後世に悪い前例を作ります。すぐに善処してくださるようお願いいたします」という言葉で投稿を締めている。

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■医師たちが反応

この引用元ポストには複数の医師が反応しており、東京美容外科の麻生泰統括院長は、「若き日に、手先が器用だから心臓外科医を目指して医師免許をとった。保険医療現場の過酷さと現実を目の当たりにして美容外科医師に転向した。何が悪いんだろうか?」と、経緯を想像した上で冷静に分析。

一方、医師でさくらライフグループ代表の中田賢一郎氏は「個人的には、クラファンで集めたお金はさっさと利息付けて返して、自分の好きな道を進んでもらいたい」と私見をつづった。

また、形成外科医の春日航氏は「度を超えた誹謗中傷は論外だけど、このくらいは言われちゃうよねって感じ」「不特定多数の人に金を求めるって言うのはそう言う事」と、クラウドファンディングの性質について言及した。

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■ネットでは賛否の声

ネットでは今回の投稿が広く話題を呼んでおり、「これはかっちゃん個人の意見ではなくて、日本美容外科医師会会長の言葉」「冷静に、でも確実に怒りを表明している」「せめて細かい経緯について説明すべき」と高須氏の意見を支持する意見が多い。

一方で、「気持ちは分からないでもないですが、あんまり追い詰めたらダメ」「実際に留学はしたみたいだし…」「実際にアメリカに留学に行き、見識を広めた時点でこのクラウドファンディングの目的は達成されており、その後の彼女の人生を縛るものではない」とフォローする声も散見される。

今回の出来事は、個人のキャリアの自由と、資金提供に対する倫理的責任という、どちらも正論である2つの価値観が衝突した事例だと感じた。

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■高須院長が指摘した今回の事例■著者プロフィール

キモカメコ佐藤(@peyangtaneda)。1982年東京都生まれ、sirabee編集部記者。

政治・経済系出版社、『1UP情報局』『ねとらぼ』編集部などを経て現職。格闘技やプロ野球のほか、コスプレ、メイド、秋葉原文化を長年取材してきたオタク記者。

(文/Sirabee 編集部・キモカメコ 佐藤
配信元: Sirabee

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