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<青のオーケストラ>佐久間に触発された青野、秘めたる“怒り”をヴァイオリンの音色で見事に表現

<青のオーケストラ>佐久間に触発された青野、秘めたる“怒り”をヴァイオリンの音色で見事に表現

アニメ「青のオーケストラ Season2」第7話が放送
アニメ「青のオーケストラ Season2」第7話が放送 / (C)阿久井真/小学館/NHK・NEP・日本アニメーション

元天才ヴァイオリニスト・青野一が、海幕高校オーケストラ部の仲間たちと苦楽を共にし、青春のアンサンブルを奏でるアニメ「青のオーケストラ Season2」(毎週日曜昼5:00-5:25、NHK Eテレ/ABEMA・dアニメストア・ディズニープラス・Hulu・Leminoほかで配信)。その第7話が11月16日に放送された。今話では、青野が佐久間とのやり取りをきっかけに、「バッカナール」の主題となる“怒り”に向き合い、自分なりの解釈を見つける過程が描かれた。嫌味なイメージが強かった佐久間だが、前話に続いて後輩の背中を押す頼もしい先輩の顔を見せ、視聴者からもポジティブなコメントが相次いだ。(以降、ネタバレが含まれます)

■演奏の方向性に悩む部員たち

全国コンクールが間近に迫る中、オーケストラ部は課題曲「バッカナール」の演奏の方向性に悩んでいた。同曲の主題であるサムソンの“怒り”をどう表現すべきか、全体練習後の反省会で意見を出し合うことになるが、発言するのは2年生のパートリーダーばかり。弦楽器の演奏を批判する佐久間優介(CV.神谷浩史)に、青野(CV.千葉翔也)はカチンと来ながらもどこか納得するのだった。

大事な時期に風邪をひいてしまった青野は、学校を2日間欠席。佐伯直(CV.土屋神葉)から電話で部の練習の様子を教えてもらうが、相変わらず反省会ではパートリーダーばかりが発言し、状況は変わらないようだった。その夜、青野は自分がサムソンとなり、拷問を受ける夢を見てベッドから転げ落ちる。

悪いことは続き、翌日には中庭で苦手な佐久間と鉢合わせ。佐久間は青野が怒りを溜め込むタイプだと言い、怒りをぶつける相手を選んでいると指摘する。その言葉は青野をいら立たせるが、オーケストラ部全体の課題でもある怒りについて考えるきっかけとなったようだ。
アニメ「青のオーケストラ Season2」第7話が放送
アニメ「青のオーケストラ Season2」第7話が放送 / (C)阿久井真/小学館/NHK・NEP・日本アニメーション


■重い空気を一変させた青野の発言

自分なりに怒りのイメージを掘り下げた青野は、怒りを限界まで溜め込んで一気に爆発させる演奏で、サムソンの感情を表現しようと試みる。ヴァイオリンを弾く青野の脳裏によぎるのは、父への憎しみと辛い思い出の数々。その演奏に、佐久間は感心するような表情を見せる。

父が吸っていたタバコの吸い殻や、少年時代に見ていた父の姿を思い浮かべながら、渾身の演奏を見せる青野に視聴者も引き込まれたようだ。SNSには「青野くん痺れた!」「青野くんが怒りを自分なりに解釈して弾いた演奏、絵も音楽もすっごく良くてゾクゾクしました」「青い炎というのが青のオーケストラらしくて、この怒りをバッカナールで表現できるのか、楽しみですね」など、絶賛の声が寄せられた。

佐久間とのやり取りをきっかけに、演奏の方向性を見出した青野。しかし、その後の反省会でも、怒りの解釈について意見を出す者はいなかった。しばし沈黙の時間が続いたのち、重苦しい空気を破ったのは青野だった。サムソンは自分をだましたデリラに対し、怒りを通り越して憎しみを抱いていたのでは――。青野の発言に、部員たちにも具体的な演奏のイメージが見え始める。
アニメ「青のオーケストラ Season2」第7話が放送
アニメ「青のオーケストラ Season2」第7話が放送 / (C)阿久井真/小学館/NHK・NEP・日本アニメーション


アニメ「青のオーケストラ Season2」第7話が放送
アニメ「青のオーケストラ Season2」第7話が放送 / (C)阿久井真/小学館/NHK・NEP・日本アニメーション

■青野と佐久間のコンビは相性抜群!?

怒りを自分なりに表現した青野の演奏に思うところがあったのだろう。佐久間は反省会の間、青野の発言を待っているかのようにいつもの毒舌を封印。その後、電車の中で青野と鉢合わせした際には、青野のコンサートマスターとしての資質に辛口のコメントをするも、反省会で発言したことを褒めて去っていく。

終盤では、電車内で一方的に青野に説教する佐久間と、うんざりする青野がコミカルに描かれる場面も。佐久間に苦手意識を抱きつつも、彼の言葉から様々な気づきを得る青野と、青野を試すかのような言動も多い佐久間。犬猿の仲のように見えて、実は相性抜群のコンビなのかもしれない。

前話では立花を演奏で鼓舞し、今話では青野に気づきを与えたことで、佐久間に対する視聴者のSNSコメントにも変化が。「佐久間先輩の言ってることって本質を突いてると思うんだよなぁ…」「イロイロ言いたいタイプだけど、話し合いの時はグッと我慢している。主人公の発言を待っていたんだよね~」「青野の気づきと佐久間の不器用さ(本音)が相乗効果を生んで燃焼し、部の進む道を見い出すのは見てて凄く気持ち良かった」など、ポジティブなコメントが目立った。

■青野と律子の関係にも変化の兆し

もうひとつの見どころは、青野と秋音律子(CV.加隈亜衣)の胸キュンシーンだ。踏切で電車の通過を待つ間、律子は指先が硬くなったかどうか確かめてほしいと、青野に手を差し出す。同じシチュエーションでからかわれたことを思い出した青野は、一度は断ろうとするが、その後は素直に指先を合わせる。指が触れ合った瞬間、律子はハッとした表情になり、頬を赤らめるのだ。

これまで、お互いを励まし合い勇気づける友人として、オーケストラ部の仲間として歩んできた2人。異性として意識するようなシーンは珍しく、SNSには「りっちゃんが正ヒロインムーブしてる!」「あきねと青野の踏切のシーン、青春だね~」「踏切で手が触れ合うシーンは1stシーズンから溜めてきたものの爆発ともとれる名シーンだった!」と驚きや喜びの声が上がった。

◆文=帆刈理恵(スタジオエクレア)


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