『WORLD TAG LEAGUE 2025』東京・後楽園ホール(2025年11月20日)
大会開始前にNEVER6人タッグ王者のYOHがリングに登場。「今すぐこのNEVERを東京ドームの正式カードにしてもらおうか」と要求した。試合開始が近づいていたため、強制排除されたものの、メインイベント後にも再登場。菅林会長に座り込み&土下座で懇願し、ついに1・4東京ドーム大会出場が決定した。
YOHは7月に矢野通&マスター・ワトとのトリオでNEVER6人タッグ王座を戴冠。これまで2度の防衛に成功している。大会開始が近づく中、そんなYOHがベルトを持って、「NEVER6メンチャンピオンの登場だ!」と叫びながら登場。突然、リングをジャックした。
「俺はさ、こいつを東京ドームに連れていくと言ったんだよ。俺はこのNEVERが好きで好きでしょうがないんだ」と熱っぽく語り出したYOHは、観客に「なあ、君たち。NEVERと俺のこと、どう思ってんの?」と問いかけてから、セコンドとしてリングサイドにいた安田優虎&松本達哉&ウルフアロンに「愛してる」コールを叫ばせる。観客も加わり、場内が「愛してる」コールに包まれると、「みんな、ありがとう! 俺はNEVERことを愛してま〜す!」とノリノリで絶叫した。
渡辺リングアナからやんわりと帰るよう促されるが、YOHは聞く耳を持たず、「俺の新日本プロレス愛が伝わったでしょ。さあ、会社! 今すぐこのNEVERを東京ドームの正式カードにしてもらおうか」と要求。「言っておくけどな、カードが正式に決まるまで、俺はここを動かない。俺に帰ってほしかったら、会長を呼ぶんだな」と座り込みまで辞さない覚悟を示したものの、大会開始時間が近づいたため、セコンド陣に強制排除された。
しかし、メインイベント終了後にも再登場。大会終了のアナウンスがされる中、リングに座り込む。リング撤収が始まるが、構わずにマイクを持ったYOHは「ただいま。また戻ってきたよ。次こそは会長が来るまでここを動かねえからな」と座り込みを開始。大会オープニングで自身を排除したヤングライオンの安田と松本をめざとく見つけると、「てめえらさっきなにやってんだよ。松本、お前さ、革命軍に入りたいんじゃねえの。俺、革命軍だよ。その先輩になにやってんだよ、田舎もんが。おい、安田。お前、俺の洗濯物何回忘れてんだよ。仕事しっかりせえや、田舎もんが」と元パートナーのSHOばりに罵声を浴びせた。そのうえで「てめえら2人、罰として俺と一緒に会長が来るのを待ってくれない?」と言い放ち、強制的にリングインさせる。そして、「ひたすら会長を連呼するだけだね。会長カモーン!」と叫んで、「会長」コールを巻き起こした。
ここで、ようやく菅林会長が登場。腕時計を指差して、撤収時間が近づいているとアピールする。YOHは「会長の迷惑になるつもりはまったくなくて。NEVER6メンを東京ドームの正式カードにしてほしいです。俺はこの新日本プロレスを全力で盛り上げてます! だから、NEVER6メンを東京ドームでやらせてください。お願いします!」と改めてアピールし、安田と松本の頭を掴んで、2人に土下座を強要した。菅林会長は手で「×」を示そうとするが、ついにはYOHも土下座して懇願。菅林会長は手で「○」を作り、YOHの1・4東京ドーム大会出場が電撃決定。喜びを爆発させたYOHは「おい、待ってろよ、東京ドーム!」と絶叫した。
【YOHの話】「ハァ、東京ドーム……あとは挑戦者……。何組でもかかって来いよ、コノヤロー! オイ、盛大にぶちかまそうぜ」

