
亀梨和也が11月20日、都内で行われた「神の雫」(TOKYO MX、カンテレ、BS日テレにて2026年放送予定)のアニメ制作発表会見に、メガホンをとる糸曽賢志監督とともに出席した。
■「非常に悩ませていただきました」
世界中で愛されるワイン漫画の金字塔「神の雫」(原作:亜樹直、作画:オキモト・シュウ)。幻のワイン“神の雫”をめぐる心揺さぶる人間ドラマと、ワイン初心者にも分かりやすい表現から世界的ワインブームを引き起こすと同時に、ワインをめぐる多彩で正確な内容から、ワイン生産者などの業界関係者からも高い支持を得て、全世界シリーズ累計1500万部を突破している。
TVドラマ「神の雫」(2009年)主演に続き、今回発表されたTVアニメ「神の雫」でも主人公・神咲雫を演じる亀梨は「『神の雫』がアニメ化されるんだという喜びを感じましたし、また自分が雫としてお話を頂けるとは思ってもいなかったです」と打ち明けた。
オファーを受け「16年前にドラマを演じさせてもらった自分自身が、(本作で)どの角度で何を求めていただけているのか手探りな状況ではあったんですけど、本格的なアニメーションで、話数も長くて、半年以上のスパンでやっていくということで、初めてのことだらけで果たして自分が務まるのかなという部分も含めて、非常に悩ませていただきました」と告白。
しかし、再び雫役のオファーが来たことに縁を感じたそうで「自分の心も物理的な技術も含めてしっかりと向き合えるところにいけたらいなというところで、ディスカッションさせていただきました」と語った。

■「最初はガチガチでした」
また、アフレコ収録が始まって半年ほどたち、半分以上分の収録が終わっている状態だが、初めの頃は苦戦したそうで「ドラマは共演の方とのやり取りだったりもあるんですけど、どこかで自分の間合いであったり、呼吸があるんですけど、(アニメは)この枠内に入れないといけないし、(感情やテンションが違う芝居を)一連で録っていくので、その作業も初めてだったので、最初はガチガチでした」と吐露。
「原作の雫自体が純粋なキャラクターで、ピュアで魅力的なんですけど、僕も雫というキャラクターの力を借りて、ピュアな部分からどんどんすてきなものを身につけていけたらいいなという思いでやらせていただきました。監督やキャストの皆さんも、すごく丁寧にいろいろ教えてくださったりして、非常にチームに支えてもらいながら進めさせてもらっています」と感謝した。
■糸曽監督「亀梨さんには舌打ち禁止令が出ている」
さらに、糸曽監督は亀梨に関するエピソードを二つ持ってきたと言い、「亀梨さんといえば『Real Face』で舌打ちというイメージが僕にはあるんですけど、雫に怒る演技をしてくださいって言うと、毎回、舌打ちをされるんです(笑)。それで、亀梨さんには舌打ち禁止令が出ているんですけど、たまに舌打ちをされるんです。そうすると録音ブースみんなで『KAT-TUNが出た』って言って『もう1回』ってなるんです」と明かすと、亀梨は「癖ですね」と苦笑。
加えて、糸曽監督は「女性キャラと対話するシーンで、めちゃくちゃ演技が色っぽかったんですよ。だから『亀梨さん、大人っぽすぎるので抑えてもらっていいですか?』って話になったら、亀梨さんが『すいません、今KAT-TUNのライブのリハが多すぎてKAT-TUNが出ちゃいました』っておっしゃっていて、間近で亀梨さんと仕事をしているんだって思いました」と声を弾ませると、亀梨は「その時期はリハでKAT-TUN亀梨モードでしたね」と笑顔を見せた。
なお、同会見の前日には山下智久が主演を務めるドラマ「神の雫/Drops of God」のシーズン2が、Huluにて2026年1月23日から国内独占配信されることが決定したというニュース発表されたが、亀梨は少し前に山下と食事をしたことを明かし、「これまでも修二と彰で『青春アミーゴ』とかドラマもやらせてもらっていましたけど、『神の雫』という不思議なつながりも感じていて、『今日はワインだよね』って2人でちょっと贅沢なワインを頂いたりして、この作品がつなげてくださったりするご縁を改めて感じましたね」と感慨深げに語った。
◆取材・文=風間直人


