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『アド街』で話題のシャンソン姉さんが芸人になった理由を激白!「お芝居も大好きだったけど、お客様を笑わせることも好きだったノヨネ〜」

『アド街』で話題のシャンソン姉さんが芸人になった理由を激白!「お芝居も大好きだったけど、お客様を笑わせることも好きだったノヨネ〜」

シャンソン姉さん (C)週刊実話Web
今年6月、人気番組『出没!アド街ック天国』(テレビ東京系)に突如現れた謎の歌手(?)シャンソン姉さん。番組で特集している街をシャンソン混じりで紹介するネタがウケて、8月16日放送分から名物コーナーになっているのをご存じだろうか?
肩書はお笑いタレントとなっているが、もともとは舞台俳優。あの堺雅人と同じ劇団にいたこともあるのだとか!?

『アド街』出演の裏話

――番組初登場時は、ネタを喋ってるかと思ったら突然シャンソンを歌い出したりして、とてもインパクトがありました。なぜ出演することに?
姉さん「あの放送回(6月14日)は東京・四谷三丁目の特集だったのヨ~。
私が所属する『サンミュージック』はそこにあって、番組側から『誰かネタをやってください』ということで、ハタクシ(わたくし)に白羽の矢が立ったのヨ~。街を歩き回り、あちこち写真を撮りまくってネタを考えたワ~」

――そこでできたネタが…。
姉さん「ホワイトボードに地図を貼り、その横には“どんつき(行き止まり)”の写真がいっぱい。
で、『見てェ~、四谷三丁目の地図。ちっちゃい道が、ぜ~んぶ袋小路ィィ!!(ここでフランス語の『さくらんぼの実る頃』を歌唱)どんつきどんつきどんつき。人生と四谷三丁目に近道はなぃ~♪(続きを歌唱)』って。
それが好評だったのか、8月16日放送分からお邪魔させていただいてるワ~」

――MCの井ノ原快彦さんを始め他の出演陣は当初、戸惑っていたように見えました。反応はどうでした?
姉さん「ハタクシの部分は別収録なので、直接の反応は伺えてなかったのヨ~。でも、東京・調布特集(10月18日放送回)が番組史上初の公開収録だったため、楽屋で初めましてのご挨拶ができたワ~。
ハタクシにはシャンソン漫談をするときのお決まりの挨拶があるのネ。『初めまして。シャンソン姉さんと申します。略して“シャン姉”』。そこで客席に向かい『せーの』と拳を上げると『シャン姉』と返ってくるのヨ~。
それを厚かましくもレギュラー陣の前でやりましたら、快くやっていただけたのォ! みなさん大御所なのに…と感激だったワ~。『(VTRでしか見てなかったけど)実在したんだね』なんて言っていただけて、本当に温かく迎え入れてくださったワ〜」

――当然、知らない街をネタにすることもあるわけですよね?
姉さん「そうなのヨ~。スタッフの方に事前情報はいただくんだけど、自分の目で確かめたくて、愛車の原付バイクやレンタル自転車を駆使して取材というか、写真を撮りまくってるワ~。
いわばロケハンなんだけど、1日では足りずに2回行ったり、昼と夜など時間帯を変えて再訪するなど、結構忙しいのヨ~。事務所のスケジュールはスカスカなのに、ロケハンのスケジュールはパンパンなのヨ(笑)」

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映画版『まだまだあぶない刑事』に出演

シャンソン姉さん (C)週刊実話Web
――現在の事務所に入ったのが去年の4月ということですが、その前は何を?
姉さん「もともとは俳優をしていたのヨ~。地元福岡では一番大きな劇団に所属し、上京してからは堺雅人さんが所属されていた(現在も名誉団員)『東京オレンジ』に在籍していたこともあるのヨ~。堺さんは殺陣がお上手なので、よく稽古していただいたワ~」

――上京したのは堺さんが目当て?
姉さん「いえ、たまたまなのヨ~。実家の家庭環境(借金など)が複雑すぎて、そこから逃げ出したかったのと、とにかく俳優になることが目標だったワ~。
上京するにあたり、劇団の一覧表をコピーしてきて、手当たり次第に見てから決めたのヨ~。いろいろな劇団で客演していたワ〜。
歌も得意で、ジェームス三木さんが演出するミュージカルや、全員オペラ歌手のコンサートにオペラ歌手以外で唯一ハタクシだけが出演したこともあるワ〜。
映画やテレビドラマにもちょいちょい出ていて、古いけど皆サンがビックリしてくれるのは…映画版の『まだまだあぶない刑事』(’05年)カシラ〜。それぞれ別の役で3、4シーン出てるワ~。
(柴田)恭兵さんと舘(ひろし)さんの後ろで大道芸を見てる人とか、港署で瞳ちゃんこと長谷部香苗さんと絡んでる婦警さん役とか…。モチロンしっかりとセリフをいただいたドラマもあったワ〜」

――それがなぜお笑い芸人につながるのでしょう?
姉さん「笑いのない真面目なお芝居も大好きだったのだけど、やっぱりお客様を笑わせることも好きだったノヨネ〜」

――お芝居と並行してシャンソン漫談もしていたわけですね?
姉さん「そうなのヨ~。でも、いろいろと中途半端だなと感じていたので、お笑いに本腰を入れようと劇団を辞め、シャンソン姉さんとしてソロ活動を開始したの…。
でも、簡単にはいかなかったワ~。フリーで出演できるライブに出てわかったのは、音楽ライブの中で急に喋ったり歌ったりしている分にはウケたけど、お笑いライブを見に来るお客さんは求めてるものが違っていたのヨ~。
サンミュージックのライブにも何回か出て、所属するかと声がかかったときは、あわよくばアーティスト枠とかタレント枠で登録できないかと目論んでいたんだけど、やっぱりお笑い芸人枠だったワ~(笑)」

――それでも、所属1年ちょっとで人気番組に出られるのは、すごいことです。
姉さん「ハリガトネ~。今はとにかく、見た目とかキャラで面白がっていただいてるけど、これからが正念場ネ。ロケハン、頑張るワ~!」

――ところで、ご結婚とかはされてるんですか?
姉さん「ハラマ~、その質問にはいつもこう答えてるの。『ハタクシ、シャンソンと結婚してるのヨ~。もう、シャンソンってほんとヤキモチ焼きで』って(笑)。ハリガトネ~」

「週刊実話」12月4・11日号より

シャンソン姉さん(しゃんそんねえさん)
12月1日生まれ。福岡県出身。愛車の原付バイクは現在3代目。ラジオ番組「シャンソン姉さんのハナタにハリガトネ~」(静岡エフエム放送)レギュラー。X:@chanson_nya
配信元: 週刊実話WEB

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