積み上げられた発砲スチロールの山を、東京藝術大学の学生たちが1カ月かけて作品に変身させると……。とんでもないビフォーアフターがX(Twitter)で話題になっています。投稿は記事執筆時点で30万回以上表示され、1万2000件を超えるいいねを集めています。
話題となっているのは、2025年9月5日から9月7日で開催された、東京藝術大学の学祭「藝祭2025 たまゆら」のイベントの準備風景。投稿されたのは、彫刻、先端芸術表現、音楽環境創造、器楽、管楽の合同チームのXアカウント(@senkanchoonpi)です。
同アカウントが「1ヶ月で発泡スチロールを金魚に変えました!!」と報告したのは、組み合わせた発泡スチロールから巨大な金魚のおみこしを作っていく過程です。最初は四角い発泡スチロールが無造作に重ね合わせたような状態でしたが……?
これを藝大生たちがカットしていくと、四角の組み合わせだった塊に曲線の滑らかさや、ウロコの凹凸などの表現が生まれ、少しずつ金魚らしさが見えてきました。そして、本物さながらの2匹の金魚が泳いでいるような原型が完成します。
最後は、金魚を赤や黒、波を紫や青のグラデーションで鮮やかに着色したら、巨大な金魚みこしが完成です! 空を優雅に泳いでいるような迫力がありますね……!
この作品には「ブルーピリオドで見たやつや…」「この大きな作品とクオリティを一か月で出来るってすごいよなぁ」「制作の過程見るとさらにすげぇってなる」「美しすぎる泣」「原型こんななのか!」「さすが藝大彫刻。すごすぎる」「色合い最高!」という声が寄せられていました。
なお、この金魚みこしは現在買い取ってくれる団体を募集中とのことです。
画像提供:2025 藝祭 彫刻/先端/音環/器楽/管楽(@senkanchoonpi)さん

