温暖な気候に恵まれ、地域ごとに特色ある文化が根づく九州地方。個性的な響きや、インパクトのある校名を持つ私立大学も少なくありません。
ねとらぼでは、アンケートサイト「ボイスノート」の協力のもと、全国の50代を対象に「字面がかっこいい九州地方の私立大学」というテーマでアンケート調査を実施しました。
多くの50代から「字面がかっこいい」と支持を集めたのは、どの私立大学だったのでしょうか。ランキングを見ていきましょう!
第2位:サイバー大学
第2位は、得票率7.3%の「サイバー大学」でした。福岡市東区に本部を置くサイバー大学は、ソフトバンクグループが運営する株式会社立の通信制大学。通信教育により多様な学習者に学修機会を提供し、経済・科学技術・文化の発展に貢献することを使命としています。
通学不要のフルオンライン大学という特性を生かし、あらゆる世代・職業の人に門戸を開いているサイバー大学。コンピューターやネットワーク、情報技術を連想させ、現代的なイメージを与える「サイバー」に「大学」が加わることにより、モダンでスタイリッシュな印象を受けるところも支持を集めたのではないでしょうか。
第1位:聖マリア学院大学
第1位は、得票率10.6%の「聖マリア学院大学」でした。福岡県久留米市に本部を置く聖マリア学院大学は、1915年に設立された「井手内科医院」をルーツとし、2006年に設置された私立大学。「カトリックの愛の精神」のもと、豊かな人間性と深い教養、高度な看護知識と技術に基づく科学的な看護実践能力を養い、広く人間社会の健康に寄与できる篤実有能な人材の育成を目指しています。
大学のルーツとなった井手内科医院の院長・井手用蔵氏は熱心なカトリック信者で、貧しく医療に恵まれない人々を長年にわたり支援していたそうです。志を継いだ息子の井手一郎氏が1953年に病院を創設する際、病院を聖母マリアに捧げる意味から「聖マリア病院」と名付けたことが大学名の由来となっています。神聖で上品な印象を受ける大学名に加え、理念の重みが感じられるところも支持を集めたのではないでしょうか。

