F1ラスベガスGPのフリー走行2回目が行なわれ、ランド・ノリス(マクラーレン)がトップタイム。レッドブルの角田裕毅は15番手だった。コースに問題があり、赤旗2回という波乱のセッションだった。
現地時間の木曜日(20日)夜8時から行なわれたF1ラスベガスGPのFP2。気温は13.9度、路面温度は17度と、FP1の時よりも若干下がった。またセッション開始直前に若干の降雨があったためか、セッション開始直後はなかなかマシンがコースに出なかった。
それでも各車は前半ミディアムタイヤ(ザウバーのガブリエル・ボルトレトだけハードタイヤ)を履き、残り時間が30分となろうというところでソフトタイヤに履き替え、予選想定アタックを行なっていった。
そんな最中、セッション残り20分というところで赤旗中断。ターン17のマンホールの蓋が緩んでいる可能性があるという報告がマーシャルから上がったため、状況を確認するためにレースコントロールのスタッフが直接現地を確認することになった。
残り6分というところでセッション再開。タイム計測に向かう途中で、シャルル・ルクレール(フェラーリ)がギヤボックスの不調を訴え、マシンを止めるシーンがあった。ただルクレールはバリヤに隔てられたところまでマシンを運んだため、セッションはそのまま進行していくかに見えた。
ただその直後、残り3分というところで再び赤旗中断。コースメンテナンスのための赤旗だと発表された。
そしてそのままセッション終了。マクラーレンのランド・ノリスが1分33秒602でトップタイム。2番手にはアンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス)、3番手にはシャルル・ルクレール(フェラーリ)というトップ3の顔ぶれであった。
角田裕毅(レッドブル)は15番手。ソフトタイヤでのアタックに入った直後に赤旗中断となったため、予選想定を終えられぬままセッションを終了することになった。
また各車とも、ロングラン想定を行なうことができなかった。

