●隠れた注目製品は「スマートドアホン」
少し毛色の異なる製品ながら、注目しておきたいのが「カメラ付きスマートドアホンキット」だ。玄関のドアベルとして活用するものだが、Tapoシリーズではネットワークカメラとしての機能を盛り込むことで、新たな価値を創出している。
ドアベルとの違いは、ネットワークを経由して外出中にも応対できること。子どもの留守番時や訪問販売対策に有効なため、注目を集めている。新製品の「Tapo D235」は180°の超広角レンズを搭載しており、訪問者の手元まで確認することができる。宅配であれば荷物のサイズを目視できるので、ドアを開けて応対するときの安心感がぐっと高まる。実勢価格は1万8800円。
●費用対効果の高いネットワークカメラ
ネットワークカメラは必要に迫られない限り、最新の市場動向などを知る機会はほとんどない。そのため、「価格が高い」「設置のハードルが高い」などの先入観を持つ人は多いといえる。その認識は過去には正しいものだったが、現在では大きく様変わりしている。
現在の性能や相場を踏まえれば、自宅の安全性を高めたり、QOLを上げたりする手段として、ネットワークカメラは費用対効果の高いアイテムだ。TP-Linkには今回紹介した製品以外にも幅広いモデルが揃っているので、ぜひ比較・検討しながら自分のニーズにぴったりとはまるものを見つけてほしい。(OFFICE BIKKURA・小倉 笑助)

