冬の訪れを身近に感じる一日、寒さを忘れるほどほっこりした時間を過ごせる里山・大阪府豊能郡へ小旅行にでかけませんか?
大阪府の北西端、京都府や兵庫県と隣接する豊能郡は、豊能町と能勢町からなる山深い場所。大阪市内から1時間ほどで訪れることができるアクセスの良さもあり、大自然に包まれたリトリートスポットとしても人気のエリアです。
山里ならではの旬の恵みを味わい、自然に魅せられた人たちや温かみのあるモノと出会い、体を芯から温めてくれる温泉を満喫する旅が待っています。
( Index )
- 【道の駅能勢】能勢産の旬の食材が集結
- 【薪パン 日々】完売必至の薪窯ベーカリー
- 【JOZU+】発酵食と家具、雑貨がそろう注目施設
- 【山粋】手にあったかくなじむ唯一の器を見つけて
- 【能勢温泉】自然に抱かれた名湯を満喫
【道の駅能勢】能勢産の旬の食材が集結
ドーンと大きな栗のモニュメントが目印。
旅の最初に訪れておきたいのが「道の駅 能勢(くりの郷)」。残念ながら名物の栗や黒枝豆のシーズンは終わっていますが、おうちの食卓をおいしくぽかぽかにしてくれる旬野菜や加工品、スイーツ、おみやげなどがずらりと並びます。
なかでも直売コーナーは必見! オープンから9時30分ごろにかけて、町内の農家さんが採れたばかりの農産物を運んできます。お鍋にぴったりな原木椎茸や大根に白ねぎ、ことこと煮込みたい里芋、ピリ辛をプラスしたいときの鷹の爪など、バリエーションの豊富さもうれしいポイントです。
さらにフルーツや洋菓子、和菓子、おこわ、漬物なども充実しており、能勢のご近所さんたちはもちろん、旅の途中で立ち寄る旅行者も多いとか。
(左)「のせはちみつ(里山百花・栗百花)」各100g 500円、(右)「栗ジャム」「栗バター」各864円
自宅用にも、おみやげとしてもおすすめしたい加工品は「のせはちみつ」と能勢栗100%の「栗ジャム」「栗バター」です。能勢産のはちみつは料理に使ったり、温かい飲みものにプラスしたりして召し上がれ。
栗のおいしさだけでなくツブツブの食感も楽しめる「栗ジャム」はパンケーキ、バニラアイスといったスイーツにもマッチ。濃厚な味わいが魅力の「栗バター」は、トーストに塗るだけでなく、お正月の定番・おもちにも好相性なんだそう。
冬の食卓に取り入れたい食材や加工品はスライドでもご紹介します!
能勢ブランド野菜のひとつ「べにはるか(さつまいも)」。その甘さやほくほく感を満喫できる焼き芋をはじめ、大学芋や天ぷらにも最適です。
葉野菜コーナーにも菊菜や水菜といったお鍋のおともが充実。それぞれの野菜におすすめの食べ方を記載したポップがあるのもうれしい!
煮込み料理にぴったりな大根はおでんの主役にぜひ。
赤しそやゆず、いちご、うめ、メロン、ジンジャーなど多彩にそろうシロップ。その日の気分に合わせてお湯割りや炭酸割りなどで楽しんで。
広い産直コーナーには、種類ごとにさまざまな野菜が並びます。買い回りしやすいのもポイントです!
施設内には「レストランひだまり」「おむすびハウス のせむすび」「スイーツハウス のせむすび茶屋」といったグルメスポットが集結。12月中旬以降には、能勢で獲れた「猪なべ定食」といった限定メニューが登場することもあるうえ、米どころならではの「おむすび」も朝食にぴったりです。
道の駅 能勢(くりの郷)
大阪府豊能郡能勢町平野535
072-731-2626
営業時間:9:00~17:00 ※一部店舗は異なる
定休日:火曜(祝日の場合は翌平日休)、年末年始<2025年12月31日(水)~2026年1月4日(日)> ※7~10月は無休

