※ダイジェスト第1弾から読む
https://www.bcnretail.com/market/detail/20251114_573262.html
●便利だが移行期ゆえに現場は混乱気味!?
マイナンバーカードは、本人確認書類やオンライン行政手続きなどに利用できるカードです。各種オンライン手続き時はカードに搭載されたICチップと2種類のパスワード(数字4桁の券面事項入力補助用暗証番号・署名用電子証明書暗証番号)を利用します。
活用シーンは拡大中で、特に重要なのは、2024年12月から本格的に始まった「マイナ保険証」と25年3月からスタートした「マイナ免許証」です。この二つのサービスは、名称こそ似ていますが、「マイナ保険証」は国民皆保険制度に基づき、すべての人が関係するものに対し、「マイナ免許証」は従来の運転免許証のみ、従来の運転免許証とマイナ免許証の2枚持ち、マイナ免許証のみの3通りから選べる選択制なので、他のマイナンバーカード関連のサービス・機能より重要度は低いです。
●新生児の「新規カード申請」に関する体験談
医療現場のデジタル化を推進するため、24年12月2日で従来の健康保険証の新規発行が終了し、今年12月1日には従来の全ての健康保険証は利用できなくなります。以降は、「健康保険証としての利用を登録したマイナンバーカード(マイナ保険証)」または従来の保険証に相当する「資格確認書」を利用します。
「マイナ保険証」で受診する場合、病院や薬局の受付にあるカードリーダーにマイナンバーカードをかざして認証するだけでオンライン資格確認が完了する仕組みになっています。未就学児も同様に「マイナ保険証」を利用してオンライン資格確認を行うには、まずマイナンバーカードの新規発行を申請する必要があります。
現在、出生届を提出すると同時に自動的にマイナンバーが付与されます。その際、新設された「出生届兼マイナンバーカード交付申請書」を使って出生を届け出ると、マイナンバーカードの新規発行から受け取りまでスムーズに完了できるのですが、里帰り出産だったため、出生届を先に出して後日、新生児のマイナンバーカードの新規発行を申請したところ、カード受け取り時にかなりの負担が……。どのように大変だったのかは記事でご確認ください。
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この夏体験したマイナンバーカードのジレンマ【新生児カード新規発行編】
https://www.bcnretail.com/market/detail/20251002_560573.html

