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昨年のラスベガスで圧勝のラッセル……今年は初日低迷「優勝候補の一角にはいると思う。でも”確実”なことはないけどね」

昨年のラスベガスで圧勝のラッセル……今年は初日低迷「優勝候補の一角にはいると思う。でも”確実”なことはないけどね」

昨年のF1ラスベガスGPを圧倒的な強さで制したジョージ・ラッセル(メルセデス)。しかし今年の同GPでは、FP1で9番手、FP2で7番手と低調な結果に終わったようにも見える。

 しかし当のラッセルは、「接戦だろうが、優勝候補の一角にはいるはず」だと語った。

 2024年のラスベガスGPでメルセデスは、FP1から決勝まですべてのセッションを制する、まさに完勝だった。今年もメルセデスが強いのだろう……多くの人がそう考えた。

 しかし今季のラスベガスGPの初日は、FP2でアンドレア・キミ・アントネッリが2番手に入ったのが最上位。前述の通りラッセルは、2セッションとも下位に沈んだ。とはいえFP2は、赤旗中断の影響でソフトタイヤでのアタックが行なえず……実力を示した結果だとは到底言い難い。

「悪くはなかったよ。優勝争いには加わっていると思うけど、現実的にならなゃいけないね」

 ラッセルはFP2終了後にそう語った。

「今週末の僕らには、多くの期待が寄せられていた。しかし昨年以降、僕らはマシンに多くの変更を加えた。そのおかげで、シーズンを通じてマシンは確実に良くなっている」

「その結果、1年前にここで見せたような競争力は発揮できないかもしれない。でも、優勝を争える位置には間違いなくいる。かなり接近戦だけどね」

「ランド・ノリス(マクラーレン)が速かったのは間違いない。FP1ではフェルスタッペン(マックス・フェルスタッペン/レッドブル)とルクレール(シャルル・ルクレール/フェラーリ)も速かった。キミも速かったよね。だから接戦になるはずだ」

 前述の通り、昨年はメルセデスが圧倒的な強さを見せた。そのためライバルたちが対策を施してきたとしても不思議ではないとラッセルは言うが、初日の結果だけでそう判断するのは早すぎるとも語った。

「僕らの昨年の好成績を踏まえて、多くのチームが今週末に向けてマシンに改良を加えてきたとしても驚かない。だから、あまり浮かれすぎないようにしたい。今日のところは、タイムシートの上では良かったわけではないからね」」

「僕らは間違いなく上位にいる。でも、決して”確実”というわけじゃない」

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