婚活で「選べない」という気持ちになったことがある人は多いです。婚活をしていると、同じように真剣交際を求めている候補者がたくさんいるため、その中から1人の相手を絞り切れないのです。
選べない原因は様々挙げられますが、幸せな結婚生活を送るためにはどのように解決すれば良いのでしょうか?今回は、婚活で選べない人のために、すぐに実践できる解決策をご紹介します。選べない原因についても詳しく解説しているので、参考にしてみてください。
婚活で「選べない」|多くの人が抱える悩み
婚活している人の中には、「選べない」と感じる人も多いです。婚活では、複数人の候補者と同時進行でメッセージのやり取りやコミュニケーションを取る人がほとんどなので、その中から1人を選べないと悩んでしまう人が多いのです。
しかし、いつまでも選べないままでいると、理想の相手に出会ってもなかなか決断できなかったり、焦りや不安を感じたりする場合があります。相手を選べないと悩んでいる方は、今回紹介する解決策を参考にしてみてください。
婚活で相手を選べない6つの理由
なぜ相手を選べなくなってしまうのでしょうか?
婚活で相手を選べない理由としては、以下の6つが挙げられます。
・理想が高すぎる
・選択肢が多すぎる
・自分の結婚観が不明瞭
・減点方式で相手を見ている
・過去の恋愛経験が少ない
・自己肯定感が低い
それぞれ詳しく解説していきます。
①理想が高すぎる

条件にこだわり過ぎていたり、「もっといい人がいるかも」と期待し過ぎたりといったように、理想が高すぎる人は選択肢を狭めてしまう可能性があります。
誰にでも譲れない条件はあるでしょう。
しかし、年収・学歴・職業・外見などの理想を追い求め過ぎるのは現実的ではありません。理想が高すぎると、条件にこだわり過ぎて現実とのギャップが生じ、婚活そのものに疲れを感じてしまいます。
特に職業や外見ばかり見ていては、その人の外面的なことばかりに目がいってしまい、それよりも重要な内面的な部分を見ることができません。
理想と現実のギャップが大きい人は、条件を絞り、優先順位を付けるなど考え方を柔軟にすることが大切です。
②選択肢が多すぎる(決断麻痺)
マッチングアプリや婚活パーティーでは、出会いの数が増えるため最初から選択肢が多くなり、比較検討し過ぎて脳が疲弊する場合があります。
これは決断麻痺の状態です。
候補者が多い分、大量の情報を処理しながら比較しなければならないので、それだけで頭がパンクしてしまうのです。
両親や身近な人の意見に捉われてしまうのも、決断麻痺を起こす要因となります。
選択肢が多すぎると、かえって決断するのが難しくなり、自分に合う人が誰なのかわからなくなってしまいます。
決断麻痺の状態にならないようにするためにも、自分の価値観や婚活での目標、相手に求める条件を決めておき、候補者を2人~3人に絞れるようにしておくと安心です。
③自分の結婚観が不明確
自分が将来どのような結婚生活を送りたいのか、結婚観が不明確な状態だと、自分に合う相手がどんな人なのかも定まらなくなります。
結婚観が曖昧だと、婚活における目標も不透明で、相手にも気持ちが伝わりにくくなってしまうでしょう。
結婚観は、自己分析で自分の価値観を理解すれば明確にすることができます。
自己分析に役立つ5つの質問リストは以下の通りです。
・相手に求める最も重要な部分は何か
・家事分担や仕事のバランスをどうしていきたいか
・子どもの有無や人数
・親族との関係や付き合い方
・お金の管理をどうしていきたいか
婚活では、相手と知り合ってから早い段階で結婚観のすり合わせが必要になります。
自分の結婚観が明確であれば、相手に対して最も重視することも自ずと見えてくるでしょう。
④減点方式で相手を見ている
婚活で多くの人がやってしまいがちなのが、減点方式です。
減点方式とは、相手のできていない部分や欠点など、自分の理想とは異なる部分を探してしまい、そこから減点していくことです。
例えば、「実際に会ったら服装がイマイチだった」「食べ方が汚かった」「デートの内容やお店のセレクトが下手だった」といったように、相手のふとした瞬間から気になる些細な部分を見つけては減点していくことを言います。
このように、相手の短所や理想に反する部分ばかりを見ているだけでは、婚活における決め手をなくし成婚が遠のいてしまいます。
最初からネガティブな感情を持ち、相手の欠点ばかりに目が行っていると、その人の良さや魅力が見えてきません。
どんな人でも100点満点の人はいないと考え、好意的な感情を持って良いところを探す加点方式へと切り替えることが大切です。
⑤過去の恋愛経験が少ない

過去の恋愛経験が少ないと、自分に自信が持てず相手に選ばれるか不安に感じる傾向にあります。
自分に自信がない状態のままでは、「どうせ自分は…」と蔑んでしまうばかりで相手を見る判断基準の欠如につながってしまいます。
しかし、婚活においてはどれだけ恋愛経験があるかが重要ではありません。
大切なのは、どのような結婚生活を築きたいかです。
最初は不安を感じても、デートを重ねる中で自然と異性と話すことに慣れていくはずです。
デートの際は、相手を知るために以下のポイントをチェックしましょう。
・最低限のマナーがあるか
・清潔感があるか
・優しさ・思いやりが感じられるか
・金銭感覚や趣味のバランス
・仕事やライフスタイル
自分が最も重視したい点と妥協できる点とを明確にしておくと、自分に合う相手を見つけやすくなります。
⑥自己肯定感が低い
「自分なんて選ばれない」「他の人よりも劣っている」など、思い込みを持ちやすい人は自己肯定感が低く、自分で相手を選べない状態になりやすいです。自己肯定感が低い状態だと、失敗を恐れて本来の自分が出せなかったり、幸せなことが起こっても不安に感じたりしてしまいます。無意識に他人と自分を比較してしまうので、人の幸せを喜べず劣等感に苦しむことが多くなり、相手からの印象も悪くなる可能性があります。
婚活では、自己肯定感が高い人の方か成婚につながりやすいです。日頃から自分磨きを日常にして楽しんだり、他人ではなく過去の自分と向き合ったりすることで、自己肯定感は徐々に上がっていきます。小さな成功体験を積み重ねて自信をつけていくのも良いでしょう。
