貯金なしを脱却する貯蓄方法4つ
ここまで、貯金なしでも結婚できる派とできない派の意見を見てきましたが、ここではどうすれば貯金なし生活を脱却できるか、その方法を4つ紹介していきます。
貯金がなくても結婚したい、これから貯めていきたい人はこれらを実践することで、貯められるようになる可能性があります。是非参考にしてみてください。
1:現在の収入と支出を把握する
お金を確実に貯めるには、自分の収入と支出を把握し、お金の流れを整理する必要があります。まずはひと月ごとに、手取りでいくら収入があったのか、支出は固定費と変動費をわけて書き出すとわかりやすくなるでしょう。
収入と支出を知ることで正しく予算管理できるため、自分の生活を見直すきっかけになります。
2:銀行口座は「使う口座」と「貯める口座」にわける

生活費の口座と貯蓄用の口座が一緒になっていると、ついATMでおろしてしまい、いつの間にか残高がなくなっていることがあります。そのような状況にならないためにも、一度預けたらなかなかおろせない「貯める口座」を作り、「使う口座」とわけて管理する方法がおすすめです。
「貯める口座」は、引き落としもしないように心がけると確実にお金が貯まり、いくら貯まっているのかを数字で認識できるため、モチベーションアップにもつながるでしょう。
3:余ったお金を貯金するのではなく先取り貯金をする
確実にお金を貯めたい場合、余ったお金を貯金するのではなく、給与天引きなどの方法で「先取り貯金」をするのが有効です。先に貯蓄分を取り除いておけば、残ったお金でやりくりしなければならないため、自然にお金が貯まっていくでしょう。
先取り貯金は、勤務先の社内預金や財形貯蓄制度を利用する方法や、自分で「貯める口座」に移す方法などがあるため、自分に合った方法を選びましょう。
4:貯金が必要な状況を考え必要性を理解する
「備えあれば憂いなし」ということわざがあります。貯金があれば冠婚葬祭や病気などの急な出費にも対応でき、貯金する癖がついていれば、教育費や住宅費、介護費用や老後費用などの大きな出費にも予め準備しておくことが可能になります。
貯金の必要性が理解できれば、貯めたいと思う気持ちも生まれてくるでしょう。また、貯金があることで生活する上での大きな安心感も得られます。今一度ライフプランを作成し、将来についてよく考えてみましょう。
貯金なしでの結婚について相手の意見を知り慎重に考えよう
結婚には大きなお金が動きます。結婚は決してゴールではないため、そこからの新生活をどのように過ごしていくか話し合うことが大切です。
貯金なしで結婚することのリスクも踏まえながら、相手とどうしていきたいのかを慎重に見極めましょう。また、結婚後のライフプランも含め、相手の金銭感覚や価値観をしっかり把握していきましょう。
