
11月22日(土)の「いい夫婦の日」にちなみ、ABEMAで見られる“いい夫婦”が活躍するアニメ3選を紹介する。
■『SPY×FAMILY』ロイド&ヨル

『SPY×FAMILY』は、「少年ジャンプ+」(集英社)にて連載中の遠藤達哉による大人気漫画を原作としたアニメ作品で、凄腕スパイの〈黄昏(たそがれ)〉が、極秘任務のため精神科医ロイド・フォージャーに扮し、他人の心を読むことができる超能力者・アーニャ、殺し屋のヨルと“仮初めの家族”として、お互いの正体を隠しながら暮らすスパイアクションコメディが描かれる。
ロイドとヨルは互いの正体を知らぬまま“夫婦”として生活を共にしながら、家族としての絆を少しずつ深めていく関係性が魅力。完璧な父親を演じようと奮闘するロイドと、家族を大切に思うヨルの温かなやり取りに加え、純粋さゆえに生まれる思わぬ勘違いが生むコミカルな掛け合いも魅力の一つで、視聴者を惹きつけていく。

■『あたしンち』母&父

『あたしンち』は、1994年に連載を開始した、けらえいこによる大人気まんがを原作としたアニメ作品で、大ざっぱだけど何事にも一生懸命な母、無口でマイペースな父、夢見がちな女子高生の姉・みかん、一見クールだが実はナイーブな弟・ユズヒコの、個性豊かな“タチバナ家”の日常を描くホームコメディー。
『あたしンち』の母と父は、正反対の性格ながら、長年連れ添ってきた夫婦ならではのゆるく温かな関係性が魅力で、その絶妙なバランスが作品の温かい家庭像を支えている。

■『クレヨンしんちゃん』野原ひろし&野原みさえ

『クレヨンしんちゃん』は、臼井儀人による大人気ギャグ漫画を原作とした、言わずと知れた国民的アニメ。美人のおねいさんとイタズラ大好きな5歳児・野原しんのすけを中心に、野原一家や幼稚園でのドタバタな日々を描く日常ギャグコメディー。
ひろしとみさえは、子育てに奮闘する力強い“かーちゃん”と家族思いの優しい“とーちゃん”として、にぎやかな毎日を支える夫婦。ケチで見栄っ張りだけど、根は優しいみさえと、みさえには逆らえないひろしのにぎやかで温かなやり取りは、作品の“野原家らしさ”を象徴する魅力のひとつだ。


