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F1ラスベガスGP、”マンホールの蓋”問題を解決。計15ヵ所を溶接し、固定を強化

F1ラスベガスGP、”マンホールの蓋”問題を解決。計15ヵ所を溶接し、固定を強化

FIAは、F1ラスベガスGPのFP2がマンホールの蓋に問題が疑われたため赤旗中断となったことを受け、FP3に先立ち再検査を実施。問題となったマンホール以外にも14ヵ所の蓋が溶接された。

 FP2は、ターン17のマンホールの蓋に問題がある可能性をマーシャルが発見したため、残り時間20分で赤旗中断となった。

 レースコントロールは、オフィシャルがカバーを検査するためセッションを中断し、一時的に走行は再開されたものの、結局2度目の赤旗が出されそのままセッションは終了となった。

「第17ターン手前のマンホールの蓋(の固定)が緩んでいる可能性があるというマーシャルの報告を受けて、レースコントロールはCCTV(監視カメラ)の映像からこの情報を確認することができなかった」と当時FIAは声明で述べた。

「予防措置としてセッションは赤旗となり、レースコントロールの担当者が現在現場で状況を評価している」

 2度目のアップデートでは「セッションが再開されたとき、一部のレースコントロール担当者は現場に残っていた」と付け加えられた。

「マンホールの蓋が車両通過時に動いているとの報告を受け、赤旗提示でセッションが終了した。現在、更なる検査が進行中だ」

 motorsport.comに送られた最新情報によると、FIAはセッション後に問題のマンホールカバーを解体し、ロック機構の不具合を修理したと説明した。この不具合は現在修正されており、他の14個のカバーも点検・溶接され、マシンが通過する際にカバーが動かないように安全対策が講じられた。

 ラスベガスがこのような問題に対処しなければならなかったのは今回が初めてではない。2023年の初開催時には、カルロス・サインツJr.(フェラーリ)のマシンに外れたマンホールの蓋が接触し、大きなダメージを受けた。このためファンがサーキットを離れざるを得なくなるほど、レーススケジュールが大幅に変更された。

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