秋があっという間に過ぎ、冬の気配を感じる季節になってきました。
部屋で過ごしていると、少し肌寒さを感じるけれど「エアコンをつけるほどでもない」と迷ってしまうこと、ありませんか?
そんな時に便利なのが、ちょっとした暖房家電。実際、この時期から導入を検討する方も多いのではないでしょうか。
今回は、まさに今の季節にぴったり。しかも、エアコンとの併用もおすすめな、大人気の「DAIKIN セラムヒート」をご紹介します。

(画像:公式サイトより)
執筆者プロフィール:大手家電量販店にて白物家電を中心に販売。忖度無しで良い物を紹介し続けた結果、リピート率No1の販売員に成長。
現在は家電ライターとして執筆する他、自身の経験を余すことなく書いたnoteも掲載中。家電製品アドバイザー総合資格保有。
■暖房器具について
セラムヒートをご紹介する前に、まず代表的な暖房器具について整理してみましょう。
・セラミックファンヒーター
温風で暖をとる家電。操作が簡単でコンパクトなため、キッチンや脱衣所、トイレなどに置く家庭も多いです。ただし部屋全体を暖めるには不向きです。
・電気ストーブ
熱源の近くで直接暖をとる家電。すぐに暖かさを感じられる速暖性が魅力。サイズもさまざまで設置場所を選びませんが、部屋全体の暖房には向いていません。
・オイルヒーター
内部のオイルを電気で温め、空間全体をじんわり暖めてくれる家電。給油不要で、乾燥もしにくく安全性が高いのが特長。ただし速暖性はなく、暖まるまでに時間がかかります。
・石油ファンヒーター
灯油を燃やして温風を出すタイプ。暖房力が非常に高く、部屋全体をしっかり暖めてくれます。反面、灯油の補充や購入の手間がデメリットになります。
このように、暖房器具にはそれぞれ特長があります。では、今回ご紹介する「DAIKIN セラムヒート」はどのタイプにあたるのでしょうか?
■セラムヒートとは?
空調の大手メーカー、ダイキンが展開している暖房家電が「セラムヒート」です。
当初は電気ストーブの一種として登場しましたが、“広範囲まで届く暖かさ”が評判を呼び、大きな話題となりました。

従来の電気ストーブは、近距離で使うことを前提としているため、少し離れると暖かさを感じにくいという課題がありました。
しかし、セラムヒートは「遠赤外線」を活用することで、広範囲に熱を届けることが可能に。より遠くまで、しっかりと暖かさを感じられるようになっています。

後に発売された「ハイブリットセラムヒート」では、従来の遠赤外線に加えて、セラミックファンヒーターの温風機能も搭載。速暖性と広範囲加熱を両立した、より高性能なモデルになっています。

■セラムヒート3つの魅力
- 遠くまで届く暖かさ
- 速暖性と持続性の“いいとこ取り”
- 空調のプロ「DAIKIN」製の安心感
遠赤外線を使ったストーブは他にもありますが、1.8m先まで暖気を届けられるのは、セラムヒートならでは。高い技術力が感じられます。

「ハイブリットセラムヒート」なら、電源を入れてすぐに温風が出るセラミックファンヒーター機能と、徐々に身体の芯から温めてくれる遠赤外線のダブル効果。これらが自動的に切り替わるため、操作いらずで快適な暖かさを実現しています。

DAIKINは部屋を冷やす、温める技術は全メーカートップと言って良いでしょう。エアコンに関しては高い空調能力が売りになるので人気のメーカーです。そのDAIKINが手掛ける暖房家電となる為、疑うことなく安心してご利用いただけます。サポートも万全な為、細かなことでも丁寧に対応してくれます。

■2種類のセラムヒート。その違いについて
現在のセラムヒートには2つのタイプがあります。

・遠赤外線ストーブ機能のみの【セラムヒート】
・セラミックファンヒーター+遠赤外線の【ハイブリッドセラムヒート】
どちらも比較的広い部屋向きのサイズ感で、電気代も同じくらいの為、検討の際のポイントになるのは「購入価格」です。
ハイブリッドタイプは高性能なぶん、やや高めの価格設定。どこまで予算をかけられるかが、選ぶ基準になりそうです。
■まとめ
暖房家電の導入を考えるご家庭が多いこの時期。
用途や設置場所に合わせて選んで快適なお家時間を楽しみたいですね。
元家電量販店員としては、まず「セラムヒート」の暖かさを店頭で実際に体験してみていただきたいです。
※情報は掲載時点のものです
<調査・文・編集:GourmetBiz編集部>
