最新エンタメ情報が満載! Merkystyle マーキースタイル
サインツJr.、予選3番手を失う危機? Q1でのコースオフでスチュワードから呼び出し

サインツJr.、予選3番手を失う危機? Q1でのコースオフでスチュワードから呼び出し

ウイリアムズのカルロス・サインツJr.は、F1ラスベガスGPの予選Q1で安全ではない状態でコースに復帰した疑いでスチュワードに召喚されており、予選3番手のポジションを失う危険に晒されている。


 雨で難しいコンディションとなった今回の予選。最も路面に水量が多かったQ1では多くのドライバーがコースオフを喫した。サインツJr.もターン5でコースアウトしたが、この際ランス・ストロール(アストンマーティン)の前でコースに復帰。これが安全だったかどうかが審議されているようだ。

 スチュワードは、F1競技規則第33.3条に違反した疑いがあるとして、この件を審議している。同規則には、「車両がコースを外れた場合、ドライバーはコースに復帰できるが、復帰は安全かつ永続的なアドバンテージが得られない場合に限る」と規定されている。

 サインツJr.がこの規則に違反したと裁定が下った場合、グリッド降格ペナルティが科せられる可能性が高い。

 サインツJr.、ストロールともにQ1を突破したものの、それぞれ異なる運命をたどった。Q2でインターミディエイトタイヤに履き替えたストロールの賭けは実を結ばず、12番手で予選を終えた。

 一方サインツJr.はQ3まで進出し、暫定ポールのタイムを叩き出したが、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)とランド・ノリス(マクラーレン)に上回られた。それでも3番手という好位置を手にしている。

あなたにおすすめ