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「結局は愚かな判断だった」ストロール、雨のタイヤギャンブルを活かせず悔やむ……うまくいけばトップ4入りの可能性もあった?|ラスベガスGP

「結局は愚かな判断だった」ストロール、雨のタイヤギャンブルを活かせず悔やむ……うまくいけばトップ4入りの可能性もあった?|ラスベガスGP

アストンマーティンのランス・ストロールは、F1ラスベガスGP予選ではQ2敗退12番手となった。本来ならばトップ4も狙えたはずだと悔しがる。

 ラスベガスGP予選は生憎のウエットコンディションとなったが、雨の中で冴えた走りを見せたストロールはQ1を4番手で通過し、好グリッド獲得が期待された。

 しかしストロールはQ2で12番手に終わり敗退。彼は他のドライバーがフルウエットタイヤで走り続ける中、インターミディエイトタイヤに履き替えるギャンブルに出た。しかしこれが最終的に裏目に出てしまった格好だ。

 ストロールはQ2の後半で、3周プッシュラップを行なうことを狙っていた。しかし実際にできたのは2周のみで、それによってQ3進出ラインに届かなかった。

 予選後、インターミディエイトタイヤへの変更は勇気ある判断だったかと訊かれたストロールは、「結局は愚かな判断だった」と答えた。

「チームのせいというより、グループ全体の判断だった」

「ただ、3周プッシュできると聞いていたのに、実際にできたのは2周だけだったんだ。そこがうまくいかなかった。だから残念だよ。今日はトップ4を争える良いチャンスだったのに、逃してしまったからね。おそらく、トップ3やトップ4を狙えたんだ」

 ストロールはこの戦略を採った当時は正しい決断だったと考えていたものの、そこはプラン通りにすべてをこなせるかどうかにも懸かっていた。

 予選の時、賭けのように感じていたのかと訊かれたストロールは次のように答えている。

「いや、そうでもない。3周できていたならだけど。3プッシュできていれば、かなり良い結果を出せると自信があったんだ。でも2回しかプッシュできなくて、チャンスはなかった。だからそこはうまくいかなかったね」

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