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“一緒に滑る”をアップデートする、新たな雪山コミュニケーションツール「Cardo」

実際に使ってみた

テストしたのは12月。6〜7名のグループでの使用。以下、編集部員コメント。

「まず驚いたのは、想像以上にクリアな音声。当日は荒天で視界に頼れない状況だったが、仲間の声がしっかり届き、状況を確認できる安心感は大きかった。全員同時の接続でも通信は安定していて、滑走中に途切れることもなかった。操作もシンプルで、すぐに使い始められる。
撮影時にはチームの息合わせが肝心だが、滑り出しのタイミングやライン取りなどの連携も取りやすく、風切り音がほとんど入らないため距離を感じさせない。リアルタイムでのコミュニケーションが求められるシーンに、とても適したデバイスだと感じた。
唯一の注意点は、マイクの感度が高すぎて独り言まで拾ってしまうところ。笑」

声で寄り添う、雪山での活用法

雪山という非日常のフィールドでは、不便さだけでなく、誰もがどこかに不安を抱えている。
「一緒に滑ろう」と言っても、いざ滑り出せば全員が同じペースで動けるわけではなく、意思疎通ができずに困ったり、心細さを感じたりする場面は多い。しかしCardoがあれば、そんな“雪山あるある”の悩みを解消し、スキー場での体験をより自由で、より楽しく、そして効率的にしてくれる。

レッスンシーンで

これまで、コース上部で転んで動けなくなった生徒がいれば、インストラクターは斜面を駆け上がるか、誰かの助けを待つしかなかった。Cardoなら、離れていても声で落ち着かせ、的確なサポートができる。
また基礎練習では、コーチの声が後ろ姿と共に遠ざかってしまい、何を指しているのか理解しづらいというのは“あるある”だが、動きの意図やフィードバックがリアルタイムで届くことで、上達スピードが格段に上がる。

バックカントリーで

ツアーグループの最後尾になると、ガイドの説明が聞こえづらく、合流した頃には面白い話が終わっていた、なんてことも少なくない。さらに深雪でスタックしても誰にも気づかれず、置いていかれるという不安も。Cardoなら、常につながっている安心感があり、安全面でも大きなメリットをもたらす。

配信元: STEEP

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