一方で、先の見えないイバラの道が続いているのは米倉涼子(50)だ。
厚生労働省麻薬取締部(マトリ)の捜査対象となり、8月に自宅マンションに家宅捜索が入ったと「文春オンライン」で報じられてから1カ月近くが経ったが、いまだ雲隠れ状態が続いている。
「米倉は9月に出席予定だった、2つのイベントを直前にキャンセルしたんです。10月に開催された『クラリーノ美脚大賞』の授賞式にも姿を現さなかったことで、異変を感じた報道陣が自宅前に集結しました。時を同じくして『文春』の報道があり大騒ぎとなった。マトリは海外に滞在中の半同棲していたアルゼンチン人ダンサーの恋人に関心を寄せています」(芸能記者)
今のところ、米倉本人が逮捕されるような事態にはなっていない。マトリの捜査は空振りに終わったようだが、そうは言っても芸能人はイメージ商売である。
「すっかり“いわくつきの人物”という印象が世間に広がってしまった結果、テレビ各局や広告代理店なども仕事のオファーがしづらい状況になっています。実際、23年にAmazonプライムビデオで配信され、NHKでも放送された『エンジェルフライト 国際霊柩送還士』の続編が来年2月から配信予定でしたが、公開延期になったともっぱらです」(竹下氏)
そんな中、類似案件として思い起こされるのは、女優から一般企業の会社員に“転職”した片瀬那奈(44)のケースだ。
「片瀬は21年に交際相手が麻薬取締法違反で逮捕されたのを受けて、家宅捜索をされた。尿検査で身の潔白を証明していますが、多くの仕事を失い、所属事務所との契約も解除になりました。芸能人にとって、こうした報道や疑惑が致命傷になりかねないことの証左です。まずは米倉が記者会見を開くなどして、みずからの口で騒動の経緯を説明する必要があるでしょう」(芸能プロ関係者)
大門未知子よろしく、くれぐれも“失敗”はしないでもらいたい。

