・原因を究明しよう!
新・旧ぽたぽた焼は、小分け袋のデザインも微妙に刷新されている。
果たして1枚あたり、どれくらい軽くなったのだろう? 恐る恐るパッケージの裏面を確認してみると……
……あれっ? 新旧どちらも【1個包装(2枚)当たり51kcal】と記載されている。その他の成分も変化がないようで、1個包装の重さは変わっていないようだ。ってことは枚数が減ったのか?
こちらが新バージョンぽたぽた焼。2枚入りが10袋、合計20ぽたぽた。いっぽう旧バージョンは……
2枚入りが10袋、合計20ぽたぽた……ン!?
お前えええぇぇぇぇぇぇ!!!!!!!
・罠だった(ごめんなさい)
なんと、新旧ぽたぽた焼の重さの違いは “乾燥剤が入っているか否か” その1点のみ。ぽたぽた焼そのものの重さは、1グラムとて減っていないのだった。
手に取っただけで重さの違いを見抜いた自分のぽたぽた力(ぽたぽたりょく)が誇らしいのと同時に、物価上昇の波などと早とちりをしたことが申し訳なく思われる。
パッケージ裏面をよく見ると、「賞味期限4.29〜2.26の商品には乾燥剤を封入しています」と記載があった。言い換えると「賞味期限が2月27日から4月28日まで(約2カ月)のぽたぽた焼には乾燥剤が入っていない」ことになる。
新ぽたぽた焼には「賞味期限:2026.3.21」と記載されていた。再び亀田製菓に問い合わせたところ、この時期は空気が乾燥しているため乾燥剤の封入がない、とのことだ。ちっとも知らなかった……!
ってことで調査の結果、今回のぽたぽた焼軽くなった疑惑は “パッケージの刷新と乾燥剤の封入時期が絶妙に絡み合った結果生じたうっかり勘違い” でした〜! ぽたぽた焼は物価上昇の波に勇敢に立ち向かっています! みんな安心してぽたぽた焼を買おう!
執筆:亀沢郁奈
Photo:RocketNews24.
