奥行きを増す「世界観」に、引き込まれる人多数?
人狼ゲームをもとにしたPCゲームが原作のSF作品『グノーシア』も、視聴者の受け止め方が序盤から変化してきました。同作は、漂流する宇宙船を舞台に、主人公「ユーリ(CV:安済知佳)」が乗組員に擬態して紛れ込む「グノーシア」と心理戦を繰り広げる物語です。
作中ではグノーシアを排除するため、毎日ひとりずつコールドスリープに送る投票が行われます。投票後、船内にグノーシアが残っていれば赤色のランプが点灯しゲーム続行、全員排除できれば緑色が点灯して人間側の勝利です。
序盤では「人狼ゲームをそのままアニメにしたような世界観に違和感がある」「ランプの点灯演出はアニメだと無理があるのでは」といった指摘もありました。しかし、物語が進むにつれて(閉鎖空間でありながら)登場人物が増えていき、さらに新しいルールや状況が明かされるなど、世界観そのものに奥行きが加わっていきます。
どちらの勝利で終わるのかハラハラする展開もあり、「推理の駆け引きが深まって一気に面白くなってきた」と評価する視聴者も増えつつあります。
『グノーシア』は、毎週土曜日24時よりTOKYO MXほかにて放送中です。
