F1第22戦ラスベガスGPの決勝レースが行なわれ、レッドブルのマックス・フェルスタッペンが優勝した。
50周のレースがスタートすると、ポールシッターのランド・ノリス（マクラーレン）がミスをした結果、首位に立ったフェルスタッペンがレースの主導権を握った。
メルセデスのジョージ・ラッセルが食らいついたものの、それを引き離したフェルスタッペンは、まったく危なげないレース運びを見せた。
ポイントリーダーのノリスはレース後半にラッセルを交わして2番手に浮上したものの、フェルスタッペンは全く寄せ付けず20秒差のトップチェッカー。逆転でのチャンピオン5連覇の可能性をなんとか残した。
ランキング2番手のオスカー・ピアストリ（マクラーレン）は4位フィニッシュ。結果としてノリスがタイトル争いのリードを30点に広げた。
チームのタイヤ内圧設定ミスにより、予選19番手となった角田裕毅（レッドブル）は、パワーユニット交換とセッティング変更でピットレーンからのスタートに。ターン1での他車の接触もあり、17番手まで上げてオープニングラップを終えるとすぐにピットイン。ハードタイヤに履き替えた。
しかしこの戦略でポジションを上げていくことはできず、最終的に14位フィニッシュ。ポイント獲得はならなかった。
