習慣化するためのプチテクニック

ここからは、漢方茶やハーブティーを無理なく日常にとり入れるアイデアをご紹介しましょう。
まとめて作り冷蔵庫にストックする
飲むたびに淹れるのではなく、時間があるときにまとめて作り置きしておくと便利です。大きめのポットなどに熱湯を注いで10分ほど蒸らし、成分を抽出しましょう。
十分に冷ましてから冷蔵庫で保管し、1~2日を目安に飲みきってください。
飲む時間帯を決める
飲む時間帯をあらかじめ決めておくのも習慣化のコツです。朝の目覚めの一杯として、仕事の合間の休憩時間に、寝る前のリラックスタイムになど、決まった時間に飲むことで自然と習慣になります。
水筒で持ち歩いたり、デスクに常備したりするのもおすすめです。
好きな味を見つける
自分の好みの味を追求するのもいいでしょう。たとえば、漢方茶の場合、緑茶やほうじ茶とブレンドすることで飲みやすくなります。
ハーブティーなら、はちみつやドライフルーツで甘さをプラスするのもおすすめです。
自分に合ったお茶で心とからだをいたわる
漢方茶とハーブティーはそれぞれ目的が異なります。漢方茶は体質を整えて不調に備える場合に、ハーブティーは香りや味わいで心をリラックスさせたい場合に、というように上手に使い分けましょう。
漢方茶もハーブティーも、毎日続けることで、少しずつ変化を感じやすくなります。
ぜひ、心とからだを癒す一杯を見つけてみてください。
<この記事の監修者>
あんしん漢方薬剤師中田 早苗(なかだ さなえ)
デトックス体質改善・腸活・膣ケアサポート薬剤師・認定運動支援薬剤師。
病院薬剤師を経て漢方薬局にて従事。
症状を根本改善するための漢方の啓発やアドバイスを行う。
症状・体質に合ったパーソナルな漢方をスマホひとつで相談、症状緩和と根本改善を目指すオンラインAI漢方「あんしん漢方」でも薬剤師としてサポートを行う。
