F1ラスベガスGPの決勝を、マクラーレンのランド・ノリスは2位、オスカー・ピアストリは4位でフィニッシュしていた。しかしレース後の車検によりスキッドブロックが規定より薄かったとして、失格となる可能性が浮上している。
レース後の車検でマクラーレン2台のスキッドの摩耗がチェックされた結果、規定で定められている最低9mmの厚さが確保されていなかったことが判明した。
F1の技術規則3.5.9条には、「プランクアセンブリの厚さは、10mm±0.2mmであり、新品の状態で均一でなければならない。摩耗のため、最低9mmの厚さが許容される。この規定への適合は、指定された穴の周辺部で確認される」と定められている。
しかし現地時間23時30分(日本時間16時30分)に発行されたテクニカルデレゲートのレポートによると、測定の結果カーナンバー81(ピアストリ)および04(ノリス)の両車両において、後部スキッドの厚さは9mm未満であることが分かった。
これを受けて、スチュワードは両ドライバーおよびチームの代表者を現地時間23時45分(日本時間16時45分)に召喚している。
レース後車検の違反が見つかった場合、通常であれば失格処分が下される。
同様の違反でF1中国GPではフェラーリのルイス・ハミルトンが失格となっており、バーレーンGPではザウバーのニコ・ヒュルケンベルグが失格となっている。
また中国GPではシャルル・ルクレール(フェラーリ)とピエール・ガスリー(アルピーヌ)が重量不足により失格となっている。
マクラーレンのふたりは共にタイトルコンテンダーであり、失格となった場合、タイトル争いは一気に混迷を極めることになる。
マクラーレンの2台が失格となった場合、ラスベガスGPで優勝したレッドブルのマックス・フェルスタッペンがノリスに対して24ポイント差に迫り、ピアストリと同点に並ぶことになる。

