F1レッドブルの角田裕毅は現地11月22日、第22戦ラスベガスGPでピットレーンスタートから14位フィニッシュ。予選でのタイヤ内圧の設定ミスというチームの失態で19番手、Q1敗退となった前日からの巻き返しを図ったが、入賞はかなわなかった。
オープニングラップのターン1で多重クラッシュが発生するなか、混乱を抜けて17番手まで浮上した角田は他車のリタイアがあったため、17番手に浮上。しかしすぐさまピットインしミディアムタイヤからハードタイヤに交換する作戦を採った。
22周目にはターン1で12番手フランコ・コラピント(アルピーヌ)に迫った角田だったが届かず。逆に体勢を崩したところでフェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)のオーバーテイクを許してしまう。タイヤライフの若いマシンに追い抜かれ、28周目には2度目のピットストップでミディアムタイヤへの交換を余儀なくされた。
角田と同様の戦略を採用したキミ・アントネッリ(メルセデス)は17番グリッドから唯一のソフトタイヤスタートで2周目にハードタイヤに。その後48周を走り切り、ペナルティーがありながら5番手と大ジャンプに成功しており、角田と明暗がくっきりと分かれた。
来季のレッドブル・グループ残留に向けて結果が求められるなかでの14番手フィニッシュに、ファンからはさまざまな意見があった。
「予選のアクシデントがなければもっとあったと思う」
「順位は上がったけどポイントゲットならずか」
「アントネッリの結果だけを見てしまうと、角田ももう少し上手くやれたはず...と思ってしまった」
「前戦でマックスがやって見せたこと(ピットレーンスタートから3位入賞)を考えると、角田の来季シートなくなったんじゃないかな」
「角田チェックメイト感あって悲しいな」
残すはカタールGPのスプリント&決勝レースとアブダビGPの決勝レースのみ。レッドブルのコンストラクターズランキング、そして何より自身の来季シートのために、好走を期待したい。
構成●THE DIGEST編集部
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