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アニメ最終回の“その先”を知って絶句 原作マンガで描かれた「エグすぎる」衝撃展開3選

アニメ最終回の“その先”を知って絶句 原作マンガで描かれた「エグすぎる」衝撃展開3選


画像は「妖狐×僕SS Blu-ray Disc BOX【完全生産限定版】」(アニプレックス) (C)藤原ここあ/スクウェアエニックス・「妖狐×僕SS」製作委員会・MBS

【画像】「アニメで終わりにしとけば」と大後悔… 映像化されなかった原作の「続き」が衝撃的すぎた作品を知る(6枚)

アニメ最終回の先で待っていた「地獄」のような展開

 アニメを見終えた勢いのまま原作に手を伸ばすと、そこには想像をはるかに超える「もうひとつの物語」が待っていることがあります。なかには、アニメの雰囲気からは考えられないほど「残酷な未来」へと突き進む作品もあり、人によっては「知らないほうが幸せだった」と感じてしまうかもしれません。

※この記事は『妖狐×僕SS』『さよなら絶望先生』『なるたる』のアニメ化されていない部分に触れています。未読の方はネタバレにご注意ください。

ただのラブコメに留まらなかった『妖狐×僕SS』

『妖狐×僕SS』(作:藤原ここあ)は、妖怪の「先祖返り」である人間たちが住む最高級マンション「メゾン・ド・章樫(あやかし)」を舞台に、住人たちとそのボディーガード「シークレットサービス(SS)」の日常を描くファンタジーラブコメです。2012年に放送されたTVアニメでは、単行本1~3巻の途中までが映像化され、ヒロイン「白鬼院凜々蝶」とSSの「御狐神双熾」のロマンスに限定した物語が展開されました。

 しかしアニメのにぎやかな雰囲気からは想像もつかないほど、原作4巻以降は物語が急転します。端的にいえば、主要キャラが命を落とすショッキングな展開へ突入するのです。

 もともと本作は全3章構成で、凜々蝶と双熾のロマンスも、4巻で起こる衝撃的な出来事も、壮大な物語のプロローグにすぎません。ここからキャラクターの転生や記憶、因縁が複雑に絡み合い、息つく間もないドラマが続きます。この急展開は多くの読者に強烈な衝撃を与え、ネット上でも「いまだにトラウマレベルで見返すのがしんどい」「しばらくショックで読めなかった」などの声が目立ちました。

『さよなら絶望先生』のラストに“絶望した”!?

「絶望した!」のセリフで知られる絶望先生こと「糸色望」を中心に、シュールなギャグが展開される『さよなら絶望先生』(作:久米田康治)。本作はTVアニメ3期まで制作され、OVAもリリースされるなど高い人気を誇りました。原作が完結したのはその後のことで、ファンを驚愕させた終盤の展開は、いまなお映像化されていません。

 それまでは絶望先生と彼の受け持つクラス「2のへ組」の生徒たち(通称、絶望少女たち)が織り成すブラックコメディが中心でしたが、最終回が近づくにつれて、雰囲気が急激に変わります。

 発端となったのは、絶望少女のひとり「小節あびる」に起きた変化でした。突如として「2のへ組」の面々がメインヒロイン「風浦可符香」に見えるようになり、物語は不可思議な方向へ進みます。そして最終話直前、彼女にまつわる衝撃的な真実が明かされるのです。内容はあえて伏せますが、ネット上では「まさかこんな終わり方をするとは……」「衝撃の結末にびっくり!」「いい意味で裏切られた」などの声が相次いでいました。

アニメ版よりも深い闇が待っていた『なるたる』

 オープニング詐欺アニメの代表格として知られる『なるたる』(作:鬼頭莫宏)も、強烈な印象を残すラストを迎えています。主人公の「玉依シイナ」と不思議な生き物「ホシ丸」の出会いから始まる本作は、2003年にアニメ化され、ハートフルなオープニングとは裏腹の展開が注目を集めました。

 主人公の親友を救えずに終わるアニメの最終回も十分に過酷でしたが、原作で描かれた最終回は、それを上回る鬱展開です。シイナは世界を守るために戦ったのにもかかわらず、人びとから混乱を招いた元凶として迫害され、肉親や友人を次々と殺されてしまいます。

 やがて彼女の絶望が頂点に達すると、それに呼応するかのように世界が滅亡するという結末に至りました。誰も救われない最終回を思うと、アニメの続編が制作されなかったことは、むしろ幸運だったのかもしれません。

配信元: マグミクス

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