【鍋につきっきりの感じが楽しい】
さて、実際の手順はとてもシンプル。最初から最後まで強火で煮込むのがコツだそう。
1. 沸騰したお湯に茶葉を入れる
2. 茶葉を入れて10分経ったら牛乳を入れる
3. 吹きこぼれる寸前で火を止める
4. 5〜10分蒸らす
5. 茶葉を2度濾す
作る際のポイントは以下のとおり。
・茶葉は必ず、お湯が沸騰してから入れる
・1回目より網目の細かい茶こしでもう1度濾す
・濾した茶葉を押して絞りだすのはNG!
作っている最中は、牛乳を入れるタイミングを確認したくても全然目視できない茶葉の暴れっぷりだったり、牛乳が吹きこぼれる直前を見極める必要があったりと、結構緊張感がありました(笑)。
でも、鍋につきっきりでロイヤルミルクティーを煮込んでいる時間そのものがなんだか贅沢で、これが寒い季節の習慣になるのもうなずける感じ。
出来上がったロイヤルミルクティーを濾すときは、こぼしませんように……!とこれまたドキドキでしたが、カップに移したあと、目で見ても分かるレベルの濃厚な仕上がりに「うわぁ〜、これこれぇ〜っ!」となりました。
【まろやかなおいしさに感激♡】
できあがったロイヤルミルクティーは、ミルクの中に紅茶の香り、旨味、そして程よい渋みが全部溶け込んでいてとってもまろやか……! 家で作ったと思えない、濃厚なおいしさに感激。
まあるくコーティングされた味わいはなんだかキャンディーのよう。スパイスを加えてもはちみつを加えても、茶葉本来の風味を損なわずにおいしくなるんだろうなと想像がつきます。
せっかくなので夫にもおすそわけしたのですが「脂肪分の強いミルクを使う理由がわかる味がするね」とめちゃくちゃツウっぽい感想をくれました。敬意をもって、ここに丸パクリで引用させていただきます。
ちなみに、後片付けはめちゃ大変!(笑) 鍋にこびりついた茶葉とミルクのお焦げの掃除や茶こしの洗浄など作るときから飲んだあとまで手間はかかりますが、その甲斐は十二分にあるおいしさでした。

