
発売開始から5か月が過ぎたいまも、入手難が続く「Nintendo Switch2」(マグミクス編集部撮影)
【画像】え、1万円引きって本気? コチラがブラックフライデー対象のSwitch2付属商品です
マイニンテンドーストアは、年内のチャンスなし
任天堂の新型ゲーム機「Nintendo Switch 2」(以下、スイッチ2)が2025年6月に発売され、9月末の時点で累計販売台数が1000万台を超えました。前世代機「Nintendo Switch 」に負けず劣らずの人気ぶりで、順調な出足を見せています。
子どもへのクリスマスプレゼントや自分へのご褒美として、この冬に購入したいと考えている人も少なくありません。しかし、スイッチ2は現在も入手難が続いており、容易に購入できる状況とはいえません。
スイッチ2の需要は依然として供給を上回っており、この状況はしばらく続くと見られます。しかも、これから需要が大きく膨らむ年末商戦を迎えるため、購入希望者はさらに増加することでしょう。
任天堂は当期の販売数量を1900万台に上方修正し、出荷数の強化を図っていますが、一方でマイニンテンドーストアは「2025年内の販売を行う予定はない」としており、上方修正の恩恵を受けるのは、もう少し先の話となりそうです。
「まだ先の話」の油断が招く、最悪のシナリオ
これからマイニンテンドーストアに駆け込んでも年内の入手は絶望的なので、クリスマスに間に合う可能性があるのは「量販店での購入」です。しかし、いくつかの問題が立ちはだかっています。
特に大きな問題となるのが、購入者に「条件」が設定されている点です。量販店の多くでは、提供している「会員制度への登録」を前提としており、非会員では購入できる可能性すらなくなります。
例として「ゲオ」の販売状況を紹介すると、2025年11月14日にスイッチ2の購入クーポンを配布しました。このクーポンを持っている人は、店頭に在庫があれば先着順でスイッチ2を購入できます。ただし、クーポンが配布される以前の11月3日までに会員となり、諸条件をクリアした人に限ります。
この例のように、対象となるには事前に「会員登録」および「条件のクリア」が必須という量販店が多いため、何もしないままだと、入手はほぼ絶望的です。
「クリスマスが近づいたら、スイッチ2の購入に動き出そう」などと、呑気に構えていると、大事な日を目前に控えて何もできない……といった最悪の事態に陥るケースもあり得ます。
残り時間は少ないものの、まだ間に合う可能性は十分あるため、まずは利用したい量販店の会員登録を早めに済ませておきましょう。
