・胸アツ
最後にもう1つ、私が感動したのはこの日の興行がほぼほぼ満員だったこと。若い人もいたしおっさんたちも多かったが、彼らこそ私がプロレスが遠ざかっていた間、プロレス文化を育んできてくれた立役者である。
正直、私もこの日の興行の全てに満足したワケではない。そもそも私はレスラーが手拍子を煽るのも嫌いだし、試合中に話すのももってのほか。乱発される「パチン」に興ざめしてしまったことも確かだ。
だがしかし、過去のプロレスを知りながらもそれらを受け入れ「今のプロレス」を全力で応援しているファンは、なんとありがたい存在だろうか?
プロレスから遠ざかっていた後ろめたさはあるものの、あの会場にいた全ての観客はもちろん、今この瞬間、会場にいるプロレスファンたちに心の底から「ありがとう」と言いたくなった次第だ。
結果的に老害プロレスファンでも「会場に行けば新たな発見があるし、プロレスを楽しむことができる」というのが、今回のファイナルアンサー。ひとまず黒潮TOKYOジャパンを観にどこかの大会に行ってきます。
・行けばわかるさ
最後の最後に、もしこの記事をご覧いただいた読者の方の中で、我々と同じく「しばらくプロレス観戦してないな~」という方がいたら、ぜひ会場に足を運んでみてはいかがだろうか?
当時の我々はプロレスから大きなエネルギーを得ていた。それは我々より古いプロレスファンたちが、プロレス文化を守ってくれたから。そして今は我々が次世代にプロレス文化を紡ぐ番である。
……と、超久しぶり1回会場に行っただけなのに超エラそうであるが、私は自分自身にそう言い聞かせた。でもパチンの乱発はやめてくれよな。アンダーテイカーもパチンには怒ってるらしいよ!
取材協力:プロレスリングZERO1(当日申請であったにもかかわらず、快く画像を使わせていただきありがとうございます!)
執筆:P.K.サンジュン
Photo:RocketNews24.
