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えっ、どういうこと(笑) 視聴者を「ぽかーん」とさせちゃったアニメの珍演出3選

えっ、どういうこと(笑) 視聴者を「ぽかーん」とさせちゃったアニメの珍演出3選


画像は『100万の命の上に俺は立っている』新キービジュアル (C)山川直輝・奈央晃徳・講談社/100万の命の上に俺は立っている製作委員会

【画像】うわ、「本当にやってる…」「マジか!」 1巻丸ごと「いらすとや」に差し替えた『100万の命の上に俺は立っている』の「ワケあり版」を知る

視聴者が演出を理解するまで時間がかかったけど?

 アニメを観ていて、思わず「えっ、どういうこと?」と固まってしまった経験はありませんか? 8週連続でほぼ同じエピソードを放送した『涼宮ハルヒの憂鬱』、最終話で特撮ドラマを展開した『ポプテピピック』など、理解が追いつかない展開や演出で、視聴者を「ぽかーん」とさせた作品は意外と少なくありません。しかし、そうした戸惑いこそが、視聴体験を忘れがたいものにしてくれます。

 例えばアニメ『ピーチボーイリバーサイド』(作:クール教信者)は、原作とは異なる時系列で物語が展開される「時系列シャッフル」が注目を集めました。誰もが知る童話「桃太郎」をベースに、人間や鬼、亜人など、複数の種族が交差する世界を描いた作品で、原作は鬼の根絶やしを願う「ミコト」と、鬼との共存を望む「サリー」の出会いから物語が始まります。

 一方アニメ版は、サリーと「フラウ」という卯人の出会いからスタートし、第2話のラストでは、ふたりが訪れた「リムダール王国」が一瞬で消滅する展開が描かれました。しかし続く第3話は、時系列順で第9話にあたるエピソードへ飛ぶ構成で、第2話の続きは第7話で描かれます。

 こうした時系列シャッフルには、「サリー視点の物語にしたかった」「物語として区切りの良いエピソードを最終話に置きたかった」などの狙いがあったようですが、「ぽかーん」としてしまった視聴者も少なくありませんでした。

 なお配信サービスによっては、エピソードを時系列順に並べた「時系列版」が視聴可能です。まずはこちらで全体の流れを把握してからオンエア版を観ると、作品の魅力をより深く味わえるでしょう。

 一方、第1話全編をフリー素材集「いらすとや」で制作し、「何これ!?」と多くの視聴者を困惑させた作品がありました。アニメ『100万の命の上に俺は立っている』(原作:山川直輝、マンガ:奈央晃徳)です。

 原作は「別冊少年マガジン」(講談社)で連載中の異世界ファンタジー作品で、マンガの違法アップロード問題が注目されていた2018年には、合法的に新刊を無料で読める実験として、「いらすとや」の素材を使った「ワケあり無料版」が展開されたことがありました。つまりアニメ第1話は、それをリスペクトした形で制作されたのです。

 とはいえ、原作を知らずに視聴した人にとっては、何が起こっているのか理解するまで時間がかかったことでしょう。こうした大胆な演出こそが、作品のユニークさを際立たせるポイントにもなっています。

 X(旧:Twitter)発の小説を原作とする『ニンジャスレイヤー フロムアニメイシヨン』(作:ブラッドレー・ボンド、フィリップ・N・モーゼズ)も、斬新な演出で視聴者を置いてけぼりにした作品のひとつです。本作は、ニンジャを殺りくするニンジャスレイヤーの活躍を描いたサイバーパンク・アクション作品で、2016年4月よりTVシリーズ(スペシャル・エディション版)が放送されました。

 第1話はスタイリッシュかつ激しいオープニングから幕を開けますが、いざ本編が始まると一転します。まるで『秘密結社 鷹の爪』を彷彿とさせる、紙人形を動かしたようなFLASHアニメ調の映像が展開されるのです。かと思いきや、前触れなく通常のアニメーションに切り替わり、それまでがうそのようにド派手に動く場面もありました。

 視聴者のなかには「手抜き?」と疑う声もありましたが、エンディングテーマはthe pillowsやCreepy Nutsなど毎週替わるほか、声優陣も豪華な顔ぶれです。さらに原作の持ち味である「アイエエエエ!」などの忍殺語も惜しみなく再現されており、「ニンジャスレイヤーらしい」「見慣れるとクセになる」と好意的に受け止めるファンも多くいました。

配信元: マグミクス

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