教科書や参考書で一度は見たことがある“あの顔”。
千円札の肖像画でおなじみのこの顔。
貧しい農家に生まれながらも、不屈の精神で医学の道を切り拓きました。
さて、この人物、誰でしょう？
【ヒント】
１．その肖像は、2004年から2024年まで発行された日本銀行券の千円札に使われ、国民に広く親しまれた。
２．1歳半のとき囲炉裏（いろり）に手を突っ込んで大やけどを負うも、それをバネに猛勉強をし、医学を志した。
３．最先端の医学を学び、細菌学者としての地位を確立。最後は黄熱病の研究中に自らも感染し、この世を去った。
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正解は「野口英世」（1876–1928）。
野口英世は、日本出身の細菌学者です。貧しい農家に生まれ、幼少期に左手に大やけどを負うというハンディキャップを乗り越え、世界的な医学者となりました。
彼はアメリカのロックフェラー医学研究所を拠点に、蛇毒、梅毒スピロヘータ、そして特に黄熱病の研究で大きな功績を上げました。研究のためなら危険を顧みず、アフリカや南米の奥地にも足を運びました。
最終的には、自身が研究していた黄熱病に感染し、アフリカの地で命を落としました。その不屈の探求心と人類への貢献は、今も多くの人々に感銘を与えています。
このシリーズでは、教科書や学習教材で見かける偉人たちをクイズ形式で紹介しています。次回もお楽しみに！