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フェラーリ代表、苦しむチームを擁護「少し前は2番手だった。完全な惨事というわけではない」|F1ラスベガスGP

フェラーリ代表、苦しむチームを擁護「少し前は2番手だった。完全な惨事というわけではない」|F1ラスベガスGP

フェラーリのフレデリック・バスール代表は、高い期待を抱いていたF1ラスベガスGPでの結果を受けて、「惨事というわけではない」とチームを擁護した。

 フェラーリはシャルル・ルクレールが6番手、ルイス・ハミルトンが10番手でレースをフィニッシュ。マクラーレン勢の失格により、ルクレールが4位、ハミルトンが8位に繰り上がったものの、コンストラクターズランキング2位争いのライバルであるメルセデスやレッドブルとの差が開く結果となった。

 前戦サンパウロGPでダブルリタイアに終わり、フェラーリのジョン・エルカーン会長からは「もっと走ることに集中し、口数を減らす必要がある」と苦言のコメントも出たが、ラスベガスGPへの期待は高かった。

 昨年のラスベガスGPでフェラーリは、優勝したメルセデスにこそ及ばなかったものの、マクラーレンを上回る好パフォーマンスを発揮したからだ。

 しかし雨の予選でハミルトンが20番手に終わり、ルクレールはQ3に進出したものの9番手。決勝レースではポジションを上げることはできたものの、ライバルたちほどの速さは見せられなかった。

 この状況にハミルトンは、「これまでで最悪のシーズンになっている。どれだけ頑張っても、状況は悪くなり続けるだけだ」とコメントするほどだった。

 レースから何かポジティブな点を得られたかと問われると、ハミルトンは短く鋭く「ない」と返した。 

 一方、チーム代表であるバスールは、チームを擁護するコメントを残した。

「確かに我々は先週末にポイントを獲得できなかった状況にあるが、2週間前には選手権で2番手だった」

 そうバスールは語った。

「完全な惨事というわけではない。私にとって『惨事』は適切な言葉ではないが、難しいのは過去2戦でわずか6~7ポイントしか獲得できていない点だ」

「しかしその前までは、コンストラクターズ選手権でメルセデスとレッドブルを上回っていた。つまり劇的な状況ではない。ドライバーたちがもっと上を目指したいと思う気持ちはよく理解できるし、月曜の朝にファクトリーで行われるミーティングでは、私も少し厳しい態度で臨むこともある。しかし、とにかくもっと上を目指したいと思うのは、我々のDNAに刻み込まれていることだ」

「月曜日の朝には、マックスであってもチームやみんなにもっと良い結果を求めていることだろう。それはパドックにいるみんなのDNAであり、大げさなことではないんだ」

 この発言は間違いなく話題になるだろう。なぜなら、今シーズンを「完全な惨事ではない」と定義することは、跳ね馬を愛する人々の意見や期待に明らかに反するからだ。

 しかし忘れてはならないのは、2025年が終わりを迎えようとしており、タイトルはすでに決着し、2026年にはレギュレーション変更という技術的・競技的な挑戦が迫っていることだ。この挑戦には可能な限り最善の方法で立ち向かわねばならない。

 2026年1月1日から施行される新技術規則の到来により、フェラーリは他チームと同様にゼロから再出発する機会を得る。バスール代表は自らのチームを信頼しており、フェラーリを本来いるべき場所、すなわち他を圧倒するチャンピオンへと戻すために最善を尽くすことが求められる人々を、今この時点で非難することは無意味だと理解しているのだ。

 バスールの発言は、新規則の下でフェラーリの失敗が許されないことを認識しつつ、チームのメンバーを守りたいという意思を明確にしている。そしてそれは、チーム全体が同じ目標に向けて一丸となる上で不可欠なのだ。

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