喫煙者が使っていたジャンク品のプレイステーション 5を修理する動画が、YouTubeに投稿されました。動画の再生数は記事執筆時点で60万回を超えており、9500件以上の高評価を獲得しています。
煙を吸い続けたPS5
投稿したのは、YouTuber・おじおじジャパン(@ozozjapan)さん。ジャンクPCやゲーム機を独自に修理しており、今回はタバコの煙が原因で故障したと思われるディスクドライブ版のPS5を修理していきます。
このPS5はファンが回らなくなっており、ゲームをしていると熱がこもって停止してしまうとのこと。長年にわたって煙を吸い続けたPS5は、ヤニの影響で排気の部分だけが見事に茶色くなっていました。相当な量だったんだなぁ。
内部の状況はさらにすさまじく、ヤニの影響でホコリがビッチリと部品に付着していました。通常のホコリよりも湿気を吸いやすいのか、一部にはサビも生じています。臭いも強烈な様子。
ゲームのディスクは読み込みますが、やはりファンは回りません。考えられるのは、ファン側が壊れている簡単なパターンと、PS5本体側の基板に不具合が生じている複雑なパターンの2種類。まずはファンを取り外し、テスターで各部をチェックしていきます。
怨念や恨みの領域
電圧などを調べた結果、どうやらファン側の基板に問題がある様子。ホコリとヤニが合わさって誕生した“怨念のような汚れ”が制御チップに付着したことでショートしているのではないかと推測しました。
ファンを分解する方法が分からないため、ひとまずエアダスターやエタノールで見える部分だけ対処。手の届く範囲はキレイにしましたが、本体につないで電源を入れてもファンは回転しません。
用意しておいた予備のファンは普通に回るため、PS5にはこちらを組み込み、故障している方のファンは壊す覚悟で分解することに。試行錯誤の末に取り出した内部の基板は、ヤニであちこちベトベトになっていました。怪しい部分を探すために分解しましたが、今のところ全部が汚いため、全部が怪しく見えます。
調査により怪しそうなチップを見つけたものの、この部品に関する情報が得られず、スペアパーツを入手できませんでした。これ以上の検証は不可能なため、悔しいですがファンの調査を切り上げて本体側の修理を進めることにします。
カバーやディスクドライブを外して、PS5本体をさらに分解。部品の冷却に使っている液体金属を飛散させてショートの原因を生み出さないよう注意しながら基板を取り出し、ヒートシンクや電源ユニットも外したら各部を徹底的に洗浄しました。

