USBポートの修理
このPS5は背面のUSBポートが1カ所壊れており、端子の内側が“グチャグチャでバキバキ”な状態。そこで、修理に失敗した別のPS5(通称:部品取り君)からキレイなUSBポートを移植することにします。
ヤニ由来と思われる加熱時の異臭に耐えながら、壊れたUSBポートを撤去。基板の穴の内側に残っているハンダを除去するのに苦戦したり、誤って壊れたポートを再び付けそうになったりしながらも、基板を加熱しながら部品を乗せる奥義「溶かしながらはめーる」でキレイなUSBポートを取り付けることに成功しました。
取り付けたUSBポートが機能するか確かめるべく、仮組みの状態でPS5を起動。すると画面に「接続しているUSB機器が多すぎます」との警告が表示されました。このタイミングでおじおじジャパンさんは“手癖”でアップデートを実行してしまいます。
“沼”にハマっていく
ディスクドライブをつないでいなかったためにエラーを起こし、アップデートを試みては失敗するループが発生。ドライブとファンをつないで再びアップデートを実行すると、ファンからは大きな異音が聞こえてきた上に、画面には「HDCP Protection」とだけ表示されました。一気に4つものトラブル……!
USBに関するトラブルは修理に失敗したか、部品を壊してしまった可能性があります。アップデートのエラーはディスクドライブをつなげば解決する問題で、ファンの異音は背面カバーを付ければOK。「HDCP Protection」とだけ表示されるトラブルも映像をキャプチャーボードに映すのではなく、モニターに直接つなげば解決します。
USB端子以外は簡単に対処できる問題。しかし、HDCP Protectionで画面が見えなくなった際に誤ってアップデート実行中にもかかわらず電源を切ってしまったため、おじおじジャパンさんはここから“沼”にハマっていきます。
ファンの異音とHDCP Protectionの件は即解決しましたが、アップデートが進まないのは相変わらず。「なんかミスったんだろうなあ」と頭を抱えながら、システムを再インストールするUSBメモリを用意。PS5の初期化を試みるも今度は「アップデートファイルが見つかりません」と表示されました。
システムを再インストールする際は、USBドライブのトップに「PS5」というフォルダを作る必要があります。しかし今回用意したメモリ内にあったのは「PSS」。凡ミスに苦笑いしながら名前を修正し再度アップデートを試みますが、またしてもエラーが起きてしまいます。
ディスクドライブが正しくセットされていることを入念にチェック。カバーをかぶせ直し、再びファンを取り付けたところでおじおじジャパンさんは“さらなる凡ミス”に気付きました。ディスクドライブの電源ケーブルをずっと差し忘れていたのです。ケーブルを差した結果、アップデートはとてもスムーズに進行。USBメモリを使った初期化も不要でした。
USB端子の問題も解決するため、再び基板を取り出して顕微鏡で観察。すると、低融点ハンダを盛った際にショートさせていたことが判明しました。基板をキレイにした結果、交換したUSBポートは正常に動作。きちんと排熱もされており、苦労の末に問題なく遊べるPS5として復活しました!

