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【バイタルエリアの仕事人】vol.58 山田楓喜|A代表は目ざすべき場所だけど、CLで優勝したい想いの方が強い。これからもっと上に行く。もっと上の自分を見たい

【バイタルエリアの仕事人】vol.58 山田楓喜|A代表は目ざすべき場所だけど、CLで優勝したい想いの方が強い。これからもっと上に行く。もっと上の自分を見たい


 攻守の重要局面となる「バイタルエリア」で輝く選手たちのサッカー観に迫る連載インタビューシリーズ「バイタルエリアの仕事人」。第58回は、現在J1で4位の京都サンガF.C.に所属する山田楓喜だ。

 パリ五輪のメンバーである24歳のアタッカーは、京都のアカデミーからトップチームに昇格し、プロキャリアをスタート。その後、東京ヴェルディ、ポルトガル1部ナシオナウへのレンタル移籍を経験し、今季から再びサンガでプレーしている。

 まずは、今インタビューのタイトルにも含まれている「バイタルエリア」、つまり「ゴールにより近い場所」でのプレー、そして自身とチームの状態について話を訊いた。

――◆――◆――
 
 バイタルエリアの中で仕事ができる選手は、一流の選手だと思います。

 自分は左足という特長を持っている選手なので、その中で一振りできたら高確率でゴールに入ると思います。バイタルエリアでどれだけ足を振れるか、どんな状況で振れるか。そこをゴールとしてバイタルエリア以外でもプレーしていますね。

 自分の今の状態に関しては、色々トレーニングしながら身体が出来上がってきていますし、身体の使い方が着実に成長してきています。頭もメンタルも今すごく成長しているなと感じます。それこそバイタルエリアの中でもう一仕事できたら、1つ上のステージに行けるかなと思うので、その部分はこれからもこだわってやっていきたいです。

 自分は左足がなかったらこの世界に生き残れないぐらい、もうそれでしか生きてきていません。フリーキックだったり、バイタルエリアの中でも一振りできる左足だと思います。これからもっと上に行くつもりなので、左足をもっと磨いて、もっと上の自分を見たいです。

 チームの状態は、良くも悪くもずっと変わらないなと思います。変わらないというのは、進化してないって意味じゃなくて、ベースがずっと変わらないなっていう印象です。自分は1年半、他のクラブでプレーしていたんですけど、前にいた時と帰ってきた時で、良い意味で変わらないというか、ベースがしっかりあるから、良い結果が出始めているんだなと感じます。それはチームとして良い進化の仕方だと思います。

 変わった部分をあえて挙げるとすれば、みんなの熱量です。監督、コーチが言う以外に、選手たちで言い合ったりしています。成長するために言わなあかんことを、ベテランも若手も全員がちゃんと言っているのは、以前との違いだなと思います。

 あとは、日本だと外国籍の選手たちが先頭に立って発言するケースって、あんまりないと思うんですけど、サンガには先頭に立って言う選手がいるので、日本人と外国籍の選手たちがほんまに融合してるんやなと感じます。
 山田はヴェルディ時代の昨年5月、U-23アジアカップ決勝のウズベキスタン戦(1-0)で、90+1分に文字通りV弾をマーク。強烈なインパクトを放ち、知名度をぐっと高めた。

 そこから夏の大舞台に向けて、さらにアピールしていきたいところだったが、身体や精神面の疲労蓄積により、所属クラブに戻ってから約2週間の休養を取ることに。結局、バックアップメンバーとしてパリ五輪に臨むこととなった。ただ、疲労度などによってメンバーを入れ替えられる運用のため、初戦を除いて3試合に先発した。

 目標としていたメダルには手が届かず、ベスト8で涙を飲んでから約1年半。山田は世代別代表の集大成をどう振り返るのか。

 また、当時キャプテンの藤田譲瑠チマ、守護神の小久保玲央ブライアンは既にA代表に名を連ねるなか、多少なりとも同世代から刺激を受けているのか。

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 アジアカップが終わって休んでる時期に、オリンピックは1回諦めたんですよ。諦めたオリンピックに出られて、目標は達成できなかったですけど、自分が日の丸をつけて正々堂々と立ってるだけで感慨深いというか。オリンピックを戦ってる時も終わってからも「俺、立ててるんや」って幸せを感じました。足りない部分、できた部分、色々ありましたけど、それも含めて「良かったな」っていうのはありましたね。

 A代表はサッカーをやっていたら目ざすべき場所ではあるんですけど、自分的にはチャンピオンズリーグに出て優勝したい想いの方が強いです。そこで活躍して優勝したら、A代表は自ずと見えてくると思います。

 もちろん、国を背負って戦うのはすごく憧れるし、目ざすべき場所ではあるんですけど、クラブとクラブのガチの試合というか…小さい頃からワールドカップより、チャンピオンズリーグを見ていた記憶があるので、そこに出たい気持ちの方が強いですね。でも、ワールドカップに出て優勝させたい気持ちもありますし、クラブでちゃんと活躍していたら、そこは自ずとついてくるはずです。

 オリンピックで一緒に戦った選手たちがA代表に入って活躍しているのは、シンプルに尊敬しますし、すごいなと思うんですけど、「あいつらが出れてるなら自分も絶対行ける」ってどっかで思っています。それに近付くためにはクラブで結果を出さないといけない。

 他の選手に刺激を受けながらも、結局は自分との戦いです。周りを気にしている余裕はないし、周りを気にしながら自分のプレーができる選手じゃないので、常に自分がどうやって成長できるかを考えながら日々プレーしています。

※後編に続く。次回は11月27日に公開予定です。

取材・構成●有園(サッカーダイジェストWeb編集部)

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配信元: SOCCER DIGEST Web

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