最新エンタメ情報が満載! Merkystyle マーキースタイル

ヒューマンドラマ、SF、ロードムービー……スタイルが学べる映画まだまだあります! サブスクで観られる2nd的映画8選

ヒューマンドラマにSF、ロードムービーと、スタイルを学べる映画は無限大。2nd読者にはぜひ観ておいてほしい、サブスクで気軽に観られる8本をピックアップ。

『マイ・プライベート・アイダホ』アウトドアジャケットは、生きるためのシェルター

孤独で居場所を見つけられず、行き場のない日々を送るリヴァー・フェニックス扮する主人公。劇中でよく着用してたのが、赤いコットン製のハンティングジャケットだ。彼はストリートで生きる男娼で、衣服はファッションではなく生き延びるための道具。ストリートで寝泊まりしたり、旅を続けるうえで、使い込まれて色あせたジャケットこそがリアルな道具ということ。程よくヴィンテージ感もあるため、真っ赤のパンツと組み合わせても違和感がない。画としてもアイダホの荒涼とした大地に映えるし、キアヌ・リーブスの比較的落ち着いた装いと対比できるのも面白いよね。

『名もなき者/A COMPLETE UNKNOWN』当時の空気をまとった装いは、時代を超えて物語る

かの有名なボブ・ディランのフォークからエレクトリックへの転向を描いた伝記ドラマ。ここでポイントとなってくるのが、音楽の方向性とともにボブ自身の装いも大きく変化するという点だ。スタイルそのものが思想の延長線上にあるのが面白い。その中でも、僕ら編集部のお気に入りは、やっぱり初期フォーク期のアメリカンな出で立ち。ストレートジーンズに、スウェードのジャケット、ウエスタンブーツといった今でこその王道スタイルが、当時のニューヨークの若者やフォークシーンに与えた影響は計り知れない。今でもコーディネイトの基本形として生き続けるって凄い。

配信元: Dig-it

あなたにおすすめ