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ヒューマンドラマ、SF、ロードムービー……スタイルが学べる映画まだまだあります! サブスクで観られる2nd的映画8選

『インヒアレント・ヴァイス』70年代初頭のヒッピー文化を体現

ヒッピー探偵を演じたホアキン・フェニックスの服装は、時代そのものを映している。ファティーグジャケットにサイケデリックなシャツ、コーデュロイパンツといった、伝統的なノワール探偵像をひっくり返すアンチスタイルだ。ポイントは力の抜け方にある。ジャケットはきっちりではなく“着崩す”。パンツはスリムではなく“フレアで揺らす”。そこに色や柄を思い切って差し込むことで、時代を超えたカウンターなムードが生まれる。彼のスタイルは、過去のカルチャーをただ懐かしむのではなく、「抜け感と遊び心」を持って現代にアップデートするヒントなのだ。

『ラスベガスをやっつけろ』自由で無秩序なスタイルの中に潜む、独自の哲学

ジョニー・デップ演じるラウルのファッションは、まさに“狂気と自由の象徴”。彼の精神状態や人生観を反映している。シガレットホルダーや取材用のカメラを持ち歩き、彼が目指しているのは記事ではなく“冒険”のようだ。着こなしは、派手で雑然としていながらも、どこかで本物のジャーナリストらしさを感じさせる不思議な魅力を放っているの。そして彼の特徴的なアイテムとして、カラフルなパッチが散りばめられジャケットがある。派手な花柄シャツやバケットハット、サングラスと合わせることで、不思議とまとまりが感じられ、強烈な個性を際立たせている。

配信元: Dig-it

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