最新エンタメ情報が満載! Merkystyle マーキースタイル
<桃源暗鬼>無陀野の“圧巻”バトルに熱狂、一方皇后崎の家族話に「想像以上に辛すぎた」と視聴者涙

<桃源暗鬼>無陀野の“圧巻”バトルに熱狂、一方皇后崎の家族話に「想像以上に辛すぎた」と視聴者涙

アニメ「桃源暗鬼」第十七話より
アニメ「桃源暗鬼」第十七話より / (C)漆原侑来(秋田書店)/桃源暗鬼製作委員会

TVアニメ「桃源暗鬼」(毎週金曜夜11:00-11:30/ABEMA・ディズニープラス・FOD・Hulu・Lemino・TVerほかで配信)の第十七話が11月8日に放送された。桜介と対峙した無陀野の闘いぶりに視聴者大興奮する一方、皇后崎の父親が桃太郎であることが明らかに。壮絶な過去が明らかになり、視聴者の涙を誘った。(以降、ネタバレが含まれます)
アニメ「桃源暗鬼」キービジュアル
アニメ「桃源暗鬼」キービジュアル / (C)漆原侑来(秋田書店)/桃源暗鬼製作委員会


■無陀野のスマートな闘いぶりに視聴者大興奮

現在は羅刹学園の教官だが、かつて戦闘部隊のエースだった無陀野無人(CV:神谷浩史)が桃角桜介(CV:小野友樹)と対峙した。桜介は伸縮自在の鎖鎌を操り、かつ死すらも恐れない根っからの戦闘狂だ。

そんな桜介の攻撃を血の雨で弾きつつ、自らの血を複数の弓兵に変えて空から矢の雨を降らせる。さらに無陀野はあえて同じ技を繰り返し、上からしか攻撃できないと桜介に思い込ませたところで地面にたまった血を操り、必殺技「聖双龍涕ノ慈雨(せいそうりゅうていのじう)」を発動。地面から飛び出してきた2体の巨大な龍に襲われた桜介は、戦闘不能に陥った。

無陀野は桜介を見下げながら、「お前は素直で単純で、ある意味いい奴だったよ。けど、常識の内側にいる限り、俺は倒せない」と言い放つ。終始顔色を変えなかった無陀野の冷静でスマートな闘いぶりに、視聴者は「無陀野やっぱりめっちゃ強いな〜」「隙がない揺るぎない強さと判断力…最強!」「龍なんかだしちゃって…まじかっこよすぎですよ無陀野さん!!」と大興奮。
アニメ「桃源暗鬼」第十七話より
アニメ「桃源暗鬼」第十七話より / (C)漆原侑来(秋田書店)/桃源暗鬼製作委員会


■父は桃太郎、母は鬼……皇后崎の壮絶な過去が明らかに

一方、火事場から脱出した一ノ瀬四季(CV:浦 和希)と皇后崎 迅(CV:西山宏太朗)は、助けた少女の妹も狙われる可能性を考え、警官と聞いていた桃寺神門(CV:土岐隼一)に協力を仰ぐ。神門からの連絡を待つ間、皇后崎はなぜそんなにも少女たちを気にかけるのかと不思議がる四季にかつて姉がいたことを明かした。

元の名を桃井戸 迅といい、父・颯(置鮎龍太郎)が桃太郎であることを周囲に隠しながらも普通の人間と変わらない平穏な暮らしを送っていた皇后崎。颯は皇后崎にとって憧れの父であり、大きくなったら桃太郎になって、母や姉を守りたいと考えていた。
【写真】あどけない笑顔をみせる、幼少期の皇后崎
【写真】あどけない笑顔をみせる、幼少期の皇后崎 / (C)漆原侑来(秋田書店)/桃源暗鬼製作委員会


だがある日、姉からメールで買い忘れた牛乳の調達を頼まれた皇后崎は、いつもより遅れて帰宅したところで惨劇を目の当たりにする。妻が鬼で、娘のその血を引いていることに気づいた颯は容赦なく2人を殺したのだ。母と姉の無残な姿を目の当たりにした皇后崎は怒りと悲しみから、その場で鬼として覚醒。颯に全身を斬りつけられるも、命からがら逃げ出す。

姉からメールを受け取った時、その忘れっぽさに呆れつつ、「僕がしっかりしなきゃ」と思っていた皇后崎。しかし、それは颯の襲撃を受けた姉が、弟だけは生き残れるようにと願って送ったものだった。母や姉を守っているつもりが、実は守られていたことに気づいた皇后崎は颯への復讐を誓う。天国にいる母と姉の平穏を守るため、颯を地獄に突き落とすことだけが皇后崎の生きる理由だった。

壮絶な皇后崎の過去に、SNS上では「皇后崎くんの過去が想像以上に辛すぎた」「皇后崎の父親、本当に鬼ってだけで殺したのかな…だとしたら残虐すぎないか」「最期まで弟を守ろうとして姉の強さに涙」「天国のお母さんとお姉ちゃんのために、戦い続ける姿がすごくかっこいい!」という声が。

一方、皇后崎の話を聞いた四季はトイレでまさかの大号泣。目をぱんぱんに腫らした状態で出てきた四季が、「本人の前では泣かない四季かわいすぎ」「四季くんホント面白いな」「相手の痛みに共感できる素直さに私まで心がじーんとしてしまいました」と視聴者の心を和ませていた。

◆文/苫とり子
アニメ「桃源暗鬼」第十七話より
アニメ「桃源暗鬼」第十七話より / (C)漆原侑来(秋田書店)/桃源暗鬼製作委員会

あなたにおすすめ