落語寄席の帰りに「中村屋」のコロッケを買うのがルーティン
安部さんは大阪出身ですが、お気に入りスポットはありますか?
安部:
私は落語が好きなので、天満天神繁昌亭によく足を運びます。建物もレトロな雰囲気で、上方落語唯一の定席なので、落語をきくのも楽しいですし、もちろん観光目的で行っても関西弁を浴びることができるので、大阪を感じられる楽しい場所だと思います。そして繁昌亭に行ったあとは、「中村屋」さんのコロッケを買って帰る。これが私のお気に入りルーティンです。
コロッケ、おいしいですよね! 三鴨さんは東京都のご出身で、昨年NMB48に加入したことで大阪生活が始まったそうですが、お気に入りの場所はできましたか?
三鴨:
私、大阪に来るまで、にぎやかな商店街を見たことがなかったんです。でも大阪って活気のある商店街がめっちゃ多いですよね。空堀商店街とか。
安部:
たしかに多い! 難波もそうだね。
三鴨:
あと、大正にもすごく元気な商店街があるんです。私はそれぞれの商店街にあるクレープ店を巡って食べ歩きするのが大好きなんですよね。商店街ならではだな~って思います。
東京出身の三鴨さん、さっそく「あんなぁ~」を使いこなす!
では最後に、「あんなぁ」と誰かに話したくなるようなエピソードを教えてください。
三鴨:
最近、シルバニアファミリーにハマっています! 今集めているのが、8種類の人形のうち、何が入っているかは開けてからのお楽しみだよっていうブラインドコレクションで、どうしてもほしい人形があるから思い切って8個買ってみたんです。でも結局、2種類しか出ずにダブりまくってしまいました……(泣)。悔しさのあまり、「あんなぁ~!」って話したくなってしまいました。
それは悔しすぎます! これからもコツコツと買い集めるんですか?
三鴨:
もちろんです! どうしても欲しい子がいて、めっちゃかわいいんです。
安部:
私は、くるみちゃんのことなんですけど……。
三鴨:
えぇっ
︎
安部:
普段から漢字の読み方とかを聞いてきたり、「土ダメ」で漢字クイズが出るときは、こっそり書き取り練習をするくらい、真面目な子なんです。この取材の前も、くるみちゃんは関東出身なのでまだよく知らない関西弁もあって、「“あんなぁ~”ってどういうときに使うのかな?」っていうのを調べてました(笑)。そして、さっそく使いこなしています。
三鴨:
ははは(笑)! 安部さんに教えてもらいました(笑)。
安部:
そんな真面目さが素敵だなっていつも思ってます!
しっかり者の安部さんと、妹キャラの三鴨さん。対象的なふたりですが、「土ダメ」のとき同様、インタビュー中も息ぴったり。覚えたての「あんなぁ~」を使ってしゃべる三鴨さんを見守る安部さんのやさしい表情が印象的でした。
写真/anna 取材・文/中野純子

