・いざ戦場へ
会場は某オフィス街にあるおしゃれレストランの貸切。場違い感をごまかしつつ受付に進むと、なぜかトランプの切れ端を渡され、断片でペアを見つけろという謎ミッションを課される。ふーん、面白そうじゃん。
いざ会場に足を踏み入れると、まず人の圧がすごい。男女比はほぼ半々で、年齢層は全体的に30代が多めな印象。
「ソーシャルディスタンス」という言葉が流行った時代だったら、間違いなく大炎上していたであろう密度。男女ともに清潔感がある人ばかりで、想像以上に美男美女率が高い。これがハイスぺ空間か……。
そして噂では「大規模婚活はグループ参加ばかり」と聞いていたが、実際は男性はほぼ全員ひとり参加。女性は友達同士もいたが、ひとり勢もだいぶいる。「ひとり参加は浮く」説は、少なくともここでは半分嘘だった。
また、ここでのドリンクは飲み放題だったが、さすがの人数ゆえ、テーブルに並べられたドリンクをカップ交換制でセルフで取る仕組みだった。
気分を落ち着かせるため、とりあえず生ビールを一杯。
また、悪酔い防止なためなのか、ハイボールやカクテルなどは居酒屋で作られるものよりだいぶ薄く作られていたのが印象的だった。
・パーティ開幕の時
さて、ここからが本番である。
このパーティは完全立食形式で、気になった相手へ自分で声をかけていくシステム。マッチング発表などはなく、連絡先交換も自由。すべては自分の行動力にかかっている。
ちなみに私はMBTIでいうと「運動家タイプ」で、人見知りはしない。初対面の人と話すこと自体は得意なはず……なのだが、それでも今回はかなり空気に飲まれた。
なぜなら、会場全体から漂う「品定めオーラ」がとにかくすごかったからだ。
